家具・家電付き賃貸物件とは、テレビやベッドなどの家具や家電が備わっている物件のことです。
家具・家電付き賃貸を選べば、引っ越しにかかる初期費用を抑えられたり、家具や家電を処分する費用がかからなかったりといったメリットがあります。
この記事では、家具・家電付き賃貸のメリットやデメリットをお伝えします。
注意点やおすすめの方の特徴も併せてチェックしましょう。
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「良い物件が見つからない」「初期費用や家賃を抑えたい」とお悩みの方はぜひご活用ください。
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家具・家電付き賃貸物件とは
家具・家電付きの賃貸物件とは、生活に必要となる家具や家電が備わっている物件のことです。
家具や家電の備え付け例は、以下のとおりです。
- ベッド
- テレビ
- テーブル
- カーテン
- エアコン
- コンロ
- 洗濯機
- 冷蔵庫
物件によって設置されている家具や家電は異なるため、入居前に確認しておく必要があります。
家具・家電付き賃貸物件のメリット
家具・家電付き賃貸物件のメリットは、以下の4つです。
- 初期費用が抑えられる
- 引っ越しが楽になる
- 処分するお金がかからない
- 住む期間によってはかなりお得に生活できる
それぞれのメリットをチェックしましょう。
初期費用が抑えられる
家具・家電付きの賃貸物件を借りれば、初期費用を抑えられます。
例えば、今まで実家で暮らしていた方や、単身赴任のために家族と離れて暮らす方などは、一から家電や家具を揃えなければいけません。
家具や家電を一式揃えるとなると、結構な金額を用意する必要があるでしょう。
しかし、家具・家電付きの賃貸物件であれば、最低限の家具や家電が準備されているため、初期費用を抑えて新生活を始められます。
また、家具や家電を運ぶ必要がないため、引っ越し費用を抑えることにもつながります。
引っ越しが楽になる
家具・家電付きの賃貸物件を契約すれば、引っ越しが楽になります。
家具や家電がすでに揃っているため、大きな荷物を運ぶ必要はありません。
身の回りの荷物を運ぶだけで、引っ越しが完了するのも大きなメリットでしょう。
処分するお金がかからない
家具・家電付き賃貸物件に引っ越しすれば、退去時に不要となった家具や家電を処分するお金も必要ありません。
新しい家に引っ越しをする際、今まで使用していた家具や家電を処分したり、買い替えたりする方もいるでしょう。
家具や家電は普通ゴミではなく、粗大ゴミとして処分するため、費用がかかるケースもあります。
また、テレビ・冷蔵庫・エアコン・洗濯機は家電リサイクル法によって、処分方法が定められており、費用も多くかかります。
しかし、家具・家電付き賃貸物件であれば、身の回りの物を持って新居に引っ越しするだけのため、不要となった家具や家電を処分しなくていいのです。
住む期間によってはかなりお得に生活できる
家具・家電付き賃貸物件は、短期間であればかなりお得に生活できます。
例えば、単身赴任のように短期間で引っ越しをしなければいけないとき、家具・家電付き賃貸物件であれば、家賃や光熱費といった最低限の生活費の負担だけで済みます。
先述したとおり、引っ越しも身の回りの物を運ぶだけのため、引っ越し費用も最低限で済むでしょう。
わざわざ家に合う家具や家電を買い揃える必要がないため、短期間住むのであれば家具・家電付き賃貸物件がお得です。
家具・家電付き賃貸物件のデメリット
家具・家電付き賃貸物件のデメリットは、以下の4つです。
- デザインが自分の好みでない場合もある
- お部屋のレイアウトが制御される可能性がある
- 家具・家電は中古品である
- 家賃が高い
それぞれのデメリットを解説します。
デザインが自分の好みでない場合もある
家具・家電付き賃貸物件に用意されている家具や家電のデザインが、自分の好みではない場合もあるでしょう。
例えば、インテリアにこだわりたい方であれば、自分の希望に沿った家具や家電は揃っていないかもしれません。
当然ながら、家具の色も選べない点に注意が必要です。
お部屋のレイアウトが制限される可能性がある
家具・家電付き賃貸物件は、お部屋のレイアウトが制限される可能性もあるでしょう。
例えば、備え付けのソファが小さくて不要だったとしても、大家さんが撤去してくれなければ、室内に置いたままにしなくてはいけません。
不必要な家具や家電を配置したまま、お部屋のレイアウトを考えなければいけないため、好きなレイアウトにできないこともあります。
家具・家電は中古品である
家具・家電付き賃貸物件に設置されている家具や家電は、他の方が使用したあとの中古品であることが多いです。
例えばベッドであれば、クリーニングはしてあるものの、衛生面が気になる方には少しつらいかもしれません。
また中古品であるが故に、マットレスがへたっている可能性もあるでしょう。
そのため、人が使用した家具や家電を引き継ぐことに抵抗を感じる方にはあまりお勧めできません。
家賃が高い
家具・家電付き賃貸物件は、家賃が高いことがデメリットです。
引っ越しをする際に、家具や家電を揃える必要がないため、初期費用は抑えられます。
その反面、長期間にわたって暮らす場合は、家具や家電を購入したほうが割安になるケースもあります。
特に転勤や単身赴任といった会社の都合で居住期間が左右される場合は、注意しなければいけません。
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家具・家電付き賃貸物件の注意点
家具・家電付き賃貸物件を借りる際の注意点は、以下の2つです。
必要のない家具や家電でも勝手に撤去できない
故障の際の対応方法を事前に確認しておく
備え付けられている家具や家電は、物件の設備に該当するため、不要であっても勝手に撤去できません。
入居前には必要な家具や家電が揃っているかだけではなく、不要な物が多くないかチェックしましょう。
また、故障の際の対応方法は、物件によって異なるため事前に確認することが重要です。
例えば、家電が故障した場合、誰が修理費用を負担するのか確認しておかなければいけません。
一般的には、家具や家電が設備扱いであれば貸主負担、故意の破損であれば借主負担で修理をおこないます。
大家さんが負担してくれる場合でも、すぐに修理してくれるとは限らないため、不便な生活を強いられる可能性もあるでしょう。
家具・家電付き賃貸物件がおすすめの方は?
家具・家電付き賃貸物件におすすめの方の特徴は、以下のとおりです。
- 短期間で引っ越す予定のある方
- インテリアにこだわりのない方
- 初期費用を抑えたい方
家具・家電付き賃貸を利用すると、住む期間が短ければお得に生活できます。
身の回りの物をまとめるだけで、引っ越しできるのもおすすめできるポイントです。
備え付けられている家具や家電は選択できませんが、インテリアにこだわりのない方であれば気にならないでしょう。
ほかにも、毎月の家賃は高くなるものの、引っ越し費用を含めた初期費用を抑えたい方には、家具・家電付き賃貸物件はおすすめです。
まとめ
家具・家電付き賃貸は、短期間で引っ越しする予定のある方や、初期費用を抑えたい方などにおすすめです。
家具・家電付き賃貸物件を選べば、生活に必要な家具や家電を揃える必要がないため、楽に引っ越しできるでしょう。
ただし、毎月の家賃が高い傾向があり、長期間住む場合はよく検討しなければいけません。
また、備え付けの家具・家電が故障したときの対処法を入居前に確認しておくことで、トラブルを未然に防げます。
これから賃貸物件を探す方には、賃貸スタイルがおすすめです。
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