東京は家賃相場が高めです。
そのようななかでもできるだけ家賃を抑えたい場合には、家賃相場が安いエリアをチェックしてみると良いでしょう。
この記事では、東京のなかで家賃相場が安いエリアや東京の物件の家賃が高い理由などを解説します。
相場よりも家賃が安い賃貸物件の特徴まで解説しているため、ぜひ参考にしてください。
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なぜ東京は家賃が高いのか?
東京の賃貸物件を借りようとすると、ほかのエリアで借りるよりも家賃が高くつきがちです。
なぜ東京の賃貸物件の家賃が高いのかというと、その物件の人気が高いことが理由として挙げられます。
都心エリアは買い物スポットなどさまざまなものが身近にあり、利便性が高く魅力的です。
その土地に住みたいと感じる方が多いこと、またビジネス面での需要も高いことなどによって土地自体や物件の価値が高まり、家賃価格にも反映されています。
23区内の家賃相場
23区内といっても広い範囲が対象であるため、家賃相場にはばらつきがあります。
賃貸スタイルの紹介物件では、東京都23区内でワンルームの物件を借りた場合、23区内で特に相場が安い区と高い区の家賃相場の幅が56,800円~109,300円でした。
23区全体では、おおよそ66,500円が家賃の相場になるようです。(※2022年11月時点の情報です。)
全体で見ると特に港区が高いため、相場金額が上がっていると考えられます。
東京郊外の家賃相場
東京郊外でワンルームの物件を借りた場合も、家賃相場はばらつきがあります。
家賃相場は市によって異なるものの、34,800円~63,500円です。(※2022年11月時点の情報です。)
このように、東京郊外であればもちろん23区内よりも家賃相場が安い傾向にあります。
23区内で相場よりも家賃が安い5エリア
東京23区内であっても、ほかの区と比べれば家賃が安めの賃貸物件が多いエリアがあります。
東京23区内に住みたいけれど、あまり家賃にお金を使えない場合には、このようなエリアを選択すると良いでしょう。
23区内で相場よりも家賃が安いエリアは、以下のとおりです。
- 足立区:56,900円
- 練馬区:57,400円
- 葛飾区:57,700円
- 江戸川区:57,800円
- 中野区:58,200円
それでは、相場よりも家賃が安い5つのエリアを詳しく解説します。
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足立区
足立区のワンルームの家賃相場は56,900円で、他の東京都23区内で賃貸物件を借りる場合よりも安いです。
かつて、足立区は東京23区のなかで治安状況が良くないイメージがありました。
しかし、今では足立区の治安は良くなっているようで、住民からも住み続けたい街だといわれるようになっています。
足立区の賃貸物件を確認したい方は、以下のページを参考にしてください。
練馬区
練馬区でワンルームの賃貸物件を借りる場合の家賃相場は、57,400円です。
練馬区は23区のなかで最後にできた区でした。
当時は23区内で3番目に人口が少なかったものの、今では23区内で2番目に人口が多い都市へと発展しています。
都心などへのアクセスが良好なうえに自然もあり、住みやすい街だといえそうです。
練馬区の賃貸物件を確認したい方は、以下のページを参考にしてください。
葛飾区
葛飾区でワンルームの賃貸物件を借りる場合の家賃相場は、57,700円です。
葛飾区は住むエリアによって治安状況が変わります。
防犯意識が高い地域もあるものの、新小岩駅や金町駅周辺のエリアには風俗店やパチンコ店が多く、犯罪件数も多いです。
葛飾区のなかでも、柴又駅や京成高砂駅周辺のエリアは治安状況が良い傾向にあります。
葛飾区の賃貸物件を確認したい方は、以下のページを参考にしてください。
江戸川区
江戸川区でワンルームの賃貸物件を借りる場合の家賃相場は、57,800円です。
江戸川区は大きな川と海がある自然豊かな街です。
ただし、その分水害に注意が必要なため、住む場合にはハザードマップを確認すると良いでしょう。
江戸川区の賃貸物件を確認したい方は、以下のページを参考にしてください。
中野区
中野区でワンルームの賃貸物件を借りる場合の家賃相場は、58,200円です。
中野区はアクセスのよさで知られています。
大規模開発が進行しており、大きな商店街もあるなど、買い物にも便利な街です。
中野区の賃貸物件を確認したい方は、以下のページを参考にしてください。
相場よりも家賃が安い賃貸物件の特徴
相場よりも家賃が安い賃貸物件に多い特徴は、以下のとおりです。
- 木造アパート
- 築年数が古い
- お風呂がない
- トイレが共用
物件自体の特徴以外に、不動産会社の繁忙期が終わった時期に部屋探しをすることで、相場よりも家賃が安くなりやすいとされています。
この理由は、空室にしておくよりは家賃を安くしたほうがいいと大家さんなどに判断してもらいやすいためです。
なお、不動産会社の繁忙期といわれているのは、おおよそ12月から4月上旬までです。
それでは、相場よりも家賃が安い賃貸物件に多い特徴をチェックしていきましょう。
木造アパート
木造アパートは相場より安い傾向にあります。
古めの木造アパートだと、なおさらでしょう。
木造のアパートには、防音性や耐震性が低いこと、火災のリスクが高いことなどのデメリットがあります。
ただし、デメリットが大きいために安いというよりも、建築コストが安いことで家賃も安くできている部分が大きいといえそうです。
築年数が古い
アパート以外であっても、築年数が古ければ相場よりも安い傾向にあります。
建物自体だけではなく設備も老朽化していることが多く、日常生活を送るのが不便かもしれません。
また、建築が1981年6月以前の場合には新耐震基準を満たしておらず、耐震性に不安があります。
お風呂がない
風呂なし物件も相場より安くなる傾向にあります。
また、風呂が共同になっている物件も、同じく安いことが多いです。
風呂なし物件であれば風呂掃除が不要となるため、近くにお風呂に入れる場所があれば検討の余地はあるでしょう。
風呂なしの賃貸物件やシャワールームのみの賃貸物件は、以下の記事を参考にしてください。
>>「風呂なしの賃貸物件は安い!物件を選ぶポイント、借りるメリットやデメリットを解説」
>>「浴槽なし、シャワールームのみの賃貸物件に住むメリットは?」
トイレが共用
トイレが共用しかない賃貸物件も、相場より安くなる傾向にあります。
基本的には居室が広くなると家賃も高くなるため、立地や家賃の安さを優先して設備は最低限で良い方におすすめです。
まとめ:東京でも家賃が安い物件を見つけよう!
都心エリアは買い物スポットなどが身近にあり、利便性が高く魅力的です。
その分土地自体や物件の価値が高まるため、家賃価格にも反映されています。
東京23区内で相場よりも家賃が安いエリアは、以下のとおりです。
- 足立区:56,900円
- 練馬区:57,400円
- 葛飾区:57,700円
- 江戸川区:57,800円
- 中野区:58,200円
(※2022年11月時点の情報です。)
相場よりも家賃が安い賃貸物件の特徴などを理解したうえで、物件を探してみましょう。
不動産情報サイトで検索すれば、東京でも家賃が安く、条件にあった物件が見つけられます。
賃貸物件情報を検索できる賃貸スタイルを活用して、ニーズに合った物件を効率良く選択しましょう。
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