年収800万円であれば、幅広い希望条件で物件を選ぶことができます。
この記事では、年収800万円の方が選べる賃貸物件や家賃の目安、住まいの環境を解説します。
あわせて、暮らす人数ごとの生活費の例と必要な広さの違いも比較するため、今後の住まい選びにぜひ活用してください。
住まいの紹介サービスで\ 物件探しを相談 /
目次
年収800万円の手取り額
一般的に年収は総支給額を指します。
総支給額とは差し引かれた税金なども含めた、支給された給与の総額です。
手取り額とは差し引かれたあと、口座に入金される金額を指します。
年収800万円は、12ヵ月分の給料と賞与の合計です。
例えば賞与が年2回、給与の1ヵ月分ずつであれば月あたり給料は約57万円、毎月2割が税金などで差し引かれるとすれば手取りは46万円弱ほどで、一般的には高所得になります。
家賃は社宅でない限り手取り額から支払われる出費のため、賃貸物件を選ぶ際は家賃を総支給額ではなく、手取り額と比較する必要があります。
年収800万円の家賃目安
家賃の目安は、手取り額の3分の1といわれます。
手取り額が46万円とすると、家賃の目安は15〜16万円前後です。
もちろんこれは目安のため、これより安くても高くても問題はありません。
生活スタイルや支出の内訳などから、自分に適した家賃の物件を選ぶと良いでしょう。
ただ、生活にかかる費用は家賃だけではありません。
一緒に暮らす人数や年齢によって、金額は異なることにも注意が必要です。
家賃16万円で住める家
では家賃16万円の場合、どのような住まいが選べるのかを調べてみましょう。
東京23区内は全体的に家賃は高めですが、16万円なら港区や千代田区などの家賃相場が高い都心でも、駅から徒歩5分以内やバストイレ別の1K〜1LDKから選べます。
江戸川区や練馬区など相場の安い地域なら、2LDKや3LDKなどの広めの間取りの物件も選べます。
さらに町田市やあきる野市までいくとさらに安いため、より豊富な選択肢からより快適で便利な物件も選べるでしょう。
広めの一人暮らしの賃貸物件を見る
年収800万円の方が賃貸を借りるおすすめの地域
ここでは、年収800万円の方が借りられる物件を東京都の区別で見てみましょう。
エリアによって家賃はもちろん生活費も違います。
物件選びは家賃だけでなく、すべての出費を踏まえておくことが大切です。
東京都の家賃平均
平均金額が比較的高額な東京23区の賃貸物件の家賃とはいえ、次のとおり地域ごとにかなり違いがあります。
| 1K/1DK | 1LDK/2K/2DK | 2LDK/3K/3DK | |
|---|---|---|---|
| 千代田区 | -万円 | -万円 | 20万円 |
| 中央区 | 7.81万円 | 14.26万円 | 16万円 |
| 港区 | 9.23万円 | 15.19万円 | 23.78万円 |
| 新宿区 | 8.11万円 | 13.68万円 | 22.69万円 |
| 文京区 | 7.77万円 | 12.51万円 | 27.24万円 |
| 台東区 | 7.27万円 | 11.78万円 | 15.5万円 |
| 墨田区 | 7.32万円 | 9.54万円 | 16.14万円 |
| 江東区 | 7.67万円 | 10.11万円 | 12.78万円 |
| 品川区 | 7.72万円 | 13.76万円 | 24.13万円 |
| 目黒区 | 7.83万円 | 12.07万円 | 25.12万円 |
| 大田区 | 7.16万円 | 10.29万円 | 15.18万円 |
| 世田谷区 | 7.19万円 | 11.53万円 | 14.56万円 |
| 渋谷区 | 8.34万円 | 14.78万円 | 19.75万円 |
| 中野区 | 6.77万円 | 12.16万円 | 13.53万円 |
| 杉並区 | 6.7万円 | 10.6万円 | 15.47万円 |
| 豊島区 | 7.36万円 | 10.87万円 | 15.86万円 |
| 北区 | 6.7万円 | 9.23万円 | 12.19万円 |
| 荒川区 | 6.87万円 | 10.98万円 | 13.2万円 |
| 板橋区 | 6.39万円 | 10.25万円 | 12.54万円 |
| 練馬区 | 6.48万円 | 10.16万円 | 10.91万円 |
| 足立区 | 6.18万円 | 8.28万円 | 10.71万円 |
| 葛飾区 | 6.19万円 | 8.86万円 | 11.1万円 |
| 江戸川区 | 6.08万円 | 8.02万円 | 10.76万円 |
※家賃相場の数値は2023年2月1日現在の情報です。
16万円以内に限定しても、中野区や北区、荒川区ではかなり広い間取りの物件もあり、新宿区でも2LDKクラスが見つかる可能性があります。
東京23区以外であれば、平均金額高めの武蔵野市でも2LDK/3K/3DKが平均15.0万円、三鷹市や調布市、狛江市、国分寺市、小金井市では3LDK/4Kの広い物件が平均16万円未満です。
家賃16万円とは、東京都でさえこれほど物件の選択肢が多い金額となります。
おすすめの地域
家賃として予算が16万円あれば、ほとんどの賃貸物件を選べます。
職場に近い、スーパーや学校、病院などの施設が便利に利用できるなどの条件を、東京23区内でさえ満たす物件は多いはずです。
東京23区以外になると、家賃16万円であればほとんどの地域で3LDKまたは4Kクラスの広い間取りの物件が選べます。
差額を自家用車のランクアップや、子どもの習い事に充てれば、より充実した暮らしが手に入るでしょう。
住まいの紹介サービスで\ 物件探しを相談 /
年収800万円の生活費の割合
同じ年収800万円でも、生活にかかる費用は養う人数によって配分割合は大きく変わります。
ここでは、一人暮らし、二人暮らし、三人暮らしに分けて生活費の配分の例を見てみましょう。
一人暮らし
一人暮らしで年収800万円なら、大きな節約の必要はないかもしれません。
月あたり手取り額46万円とすると、次のように配分できます。
| 項目 | 費用例 |
|---|---|
| 家賃 | 160,000円 |
| 食費 | 93,000円 |
| 水道光熱費 | 14,000円 |
| 娯楽費・交際費 | 100,000円 |
| 通信費 | 15,000円 |
| 交通費 | 12,000円 |
| 衣類・日用消耗品代 | 30,000円 |
| 合計 | 424,000円 |
| その他支出・預貯金 | 36,000円 |
二人暮らし
次は二人暮らし、共働き世帯の配分を見てみましょう。
下の配分例は、年収が合計800万円、手取り46万円とした場合です。
| 項目 | 費用例 |
|---|---|
| 家賃 | 160,000円 |
| 食費 | 85,000円 |
| 水道光熱費 | 20,000円 |
| 娯楽費・交際費 | 80,000円 |
| 通信費 | 20,000円 |
| 交通費 | 20,000円 |
| 衣類・日用消耗品代 | 50,000円 |
| 合計 | 435,000円 |
| その他支出・預貯金 | 25,000円 |
食費も日用消耗品代も、二人暮らしだからこそ節約できるところは節約した配分です。
さらに節約できれば、貯金に回せる金額も増えます。
三人暮らし
三人暮らしの子育て世帯になると、支出項目が増えます。
その分、外食を減らすなど節約の必要が生まれるため、全体的に必要な項目にできるだけ集中する傾向が強くなります。
次の表は、父親と母親、小学生の子ども1人とした場合の配分例です。
| 項目 | 費用例 |
|---|---|
| 家賃 | 160,000円 |
| 食費 | 60,000円 |
| 水道光熱費 | 20,000円 |
| 娯楽費・交際費 | 70,000円 |
| 通信費 | 20,000円 |
| 交通費 | 20,000円 |
| 教育費 | 40,000円 |
| 衣類・日用消耗品代 | 30,000円 |
| 医療保険代 | 12,000円 |
| 合計 | 432,000円 |
| その他支出・預貯金 | 28,000円 |
子どもがいると教育費や医療保険代が発生します。
その分ほかの項目での節約に努めれば、預貯金分を増やすことも可能です。
人数による賃貸に必要な広さの違い
家賃を節約するためとはいえ、大人数で狭いスペースに住むのは息苦しくなってしまう可能性があります。
快適に暮らすには、人数に適した広さが必要です。
ここでは、暮らす人数ごとの必要な広さを解説します。
一人暮らし
一人暮らしには、居住面積25平方メートルが必要とされています。
さらにゆとりを持ちたければ、都市部でも40平方メートル、郊外だと55平方メートルが必要です。
物件を探すときの、基準の一つとすると良いでしょう。
二人暮らし
二人暮らしになると、必要な居住面積は最低でも30平方メートルとされています。
よりゆったりと暮らすなら都市部で55平方メートル、郊外だと75平方メートルが必要です。
三人暮らし
三人暮らしでは、さらに子どもが加わります。
居住面積は40平方メートルとされていますが、子どもが5歳未満の場合は35平方メートルです。
物件を選ぶときは、住まう予定期間と子どもの年齢を考慮する必要があります。
さらに子どもが増えれば、より広い面積が必要です。
また別の物件を借りれば良いのですが、収入や支出、子どもを含めた家族の将来の可能性も加味して、計画的に選ぶと良いでしょう。
年収800万円あれば幅広い条件で物件を選べる
よく家賃は収入の3分の1が目安といわれますが、これは年収ではなく月収のうちのさらに手取り額を基準にしたものです。
年収800万円であれば月あたりの手取り額はおよそ46万円、家賃の相場は15〜16万円ほどです。
これほどの予算であれば、家賃相場の高い東京23区でも借りられます。
それ以外の都内各地なら、より広く快適で便利な立地の物件でも十分可能です。
ただし、物件を選ぶときは、支出の総額や暮らす人数にも配慮して広さを選ぶ必要があります。
将来の収入や子どもの成長などさまざまな要素を加味して、バランスの良い物件を計画的に選びたいものです。
住まいの紹介サービスで\ 物件探しを相談 /

















