二人入居不可の物件で同棲は違反?トラブルになる可能性

二人入居不可の物件で同棲は違反?トラブルになる可能性

二人入居不可の物件とは、単身者向けの物件のことを指します。

単身者向けの物件は、静かに暮らしたい方のニーズを満たすための物件であるため、同棲すれば近隣トラブルに発展する可能性も否定できません。

そのため、二人入居不可の物件で許可を得ることなく同棲すれば、さまざまなリスクを負うでしょう。

この記事では、二人入居不可の物件に関しての詳細を解説します。

無断で同棲や半同棲をおこなった場合のリスクも併せて参考にしてください。

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二人入居不可の物件とは

二人入居不可物件とは、単身者向けの物件のことです。

つまり、二人で住む家ではなく、一人暮らし用の家です。

そのため、大家さんの許可を得ることなく同棲すれば、さまざまな問題が生じるでしょう。

以下では、二人入居不可の物件で同棲が違反にあたる理由や、無断で同棲したときのリスクなどをご紹介します。

二人入居不可の物件で同棲が違反な理由

二人入居不可物件で同棲が違反な理由

二人入居不可の物件で同棲が違反にあたる理由は、近隣トラブルになりえることと、部屋の劣化が早くなることの2つです。

それぞれの理由に関して詳しく解説します。

近隣トラブルになりえるから

二人入居不可の物件で同棲が違反となる一つ目の理由は、近隣トラブルになりえるからです。

なぜなら、一人暮らしと二人暮らしとでは、騒音に気を付けていても音の量や大きさが異なるためです。

一人暮らしであれば、会話する機会も少なく、足音も一人分しかありません。

しかし、同棲することで二人暮らしとなれば、会話が増えるだけではなく、足音も2倍になります。

もともと二人入居不可の物件は、狭くてもいいから静かに暮らしたいと考える方のニーズを満たすために作られています。

そのため、同棲することで、近隣住民と騒音トラブルになる可能性が高まるでしょう。

賃貸物件でトラブルが生じた際の解決方法の詳細は、以下の記事をご覧ください。

>>【保存版】賃貸トラブルの相談先とスムーズに解決するコツ

部屋の劣化が早くなるから

二人入居不可の物件で同棲が違反となる二つ目の理由は、部屋の劣化が早くなるからです。

一人で暮らす場合と、二人で暮らす場合を比較すると、同じ部屋であっても汚れ具合や劣化のスピードは二人暮らしのほうが早まるためです。

例えば、フローリングやドアなどの設備を使用する回数が増えるほか、水道やガスの使用量も増加するため設備の劣化が早まります。

そのため、部屋の劣化を防ぎたい大家さんや管理会社は、修繕費用を抑えるためにも二人入居不可にしているケースがあります。

二人入居不可の物件を無断で同棲した場合

二人入居不可の物件内で許可を得ずに同棲した場合は、以下のリスクが考えられます。

それぞれのリスクを詳しくチェックしましょう。

契約更新の拒否

二人入居不可の物件は単身者向けであるため、そのまま同棲を続けるようであれば、次回の契約更新はできないと考えておきましょう。

なぜなら、二人入居不可の物件での同棲は、明らかな契約違反にあたるためです。

そのため、勝手に同棲をしてしまうと規約違反と判断され、退去勧告を通告される可能性もあります。

特に、近隣トラブルに発展してしまった場合は注意が必要です。

家賃など契約内容の変更

二人入居不可の物件で同棲をした場合は、家賃など契約内容が変更される場合があります。

先述したとおり、二人暮らしをすると物件の劣化が早くなったり、汚れやすくなったりします。

そのため、家賃や管理費などを値上げすることで、同棲を認めてくれるケースもあるでしょう。

同居人は火災保険が不適用

二人入居不可の物件では、同居人は火災保険が不適用です。

そもそも火災保険は、賃貸契約を結ぶときに加入するのが一般的で、契約者のみが適用になります。

つまり、同居人は火災保険の適用外となるため、火災で怪我をしても保証を受けられません。

半同棲も違反になる?

半同棲に明確な定義はないものの、一般的には週の半分程度、宿泊していれば半同棲と判断されるでしょう。

半同棲の場合も同棲と同様に、同じようなリスクが起こりうるため避けるほうが賢明です。

ここでは、二人入居不可の物件で半同棲する際のリスクに関して解説します。

短期間のお泊まりは許されることが多い

1~2泊の短期間のお泊りであれば、許されるケースがほとんどです。

ただし、二人入居不可の物件では、ほかの方が宿泊すること自体認められていないケースが一般的です。

契約書にも、その旨が記載されているケースもあるでしょう。

そのため、実際にトラブルが生じる可能性が少なくても、大家さんにあらかじめ挨拶しておく、などの対応が必要です。

半同棲は基本的に違反になる

二人入居不可の物件では、同棲と同様に、半同棲も違反になるのが一般的です。

半同棲をおこなってしまうと、週の半分以上は2人で生活することになるため、近隣住民とのトラブルの原因ともなるでしょう。

そのため、二人入居不可の物件では、半同棲も避けるほうが賢明です。

同居人がいる場合は大家さんに申告しよう

二人入居可となっている物件であっても、入居を申し込むときには同居人が誰なのか申告が必要です。

二人入居可といっても、許可をえることなく同居していいわけではなく、大家さんに誰と同居するのか許可をもらう必要があるためです。

そのため、入居する際に同居することが決まっていたり、あとから同居することになったりした場合は、あらかじめ大家さんに報告しましょう。

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まとめ

二人入居不可の物件は、単身者向けの物件であるため、無断で同棲すれば契約違反にあたります。

近隣住民とトラブルが起こる可能性もあるため、許可を得ることなく同棲することは辞めましょう。

また、半同棲も同棲と同様に、契約違反にあたる可能性があるため、無断でおこなうのは避けるべきです。

たとえ、二人入居可の物件であっても、同居をする前には大家さんに申告しなければいけません。

さまざまなリスクを背負うことのないように、契約に沿った行動をしましょう。

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