賃貸物件でも、シューズクローゼットがある物件は選択が可能です。
シューズクローゼットがあると雑然としがちな玄関の収納が増え、余計なものが来客に見られずにすっきりとした印象にできます。
この記事では、シューズクローゼット付き賃貸物件に関する概要やメリット、デメリットなどの情報を解説します。
活用法やDIYをするときの注意点、物件の探し方まで解説しているため、ぜひ参考にしてください。
目次
シューズクローゼットとは?
シューズクローゼットとは、靴を履いたまま使える玄関まわりにある収納のことです。
シューズクロークやシューズインクローゼット、シューズインクロゼットなど、呼び方はさまざまあります。
靴以外にも傘などの雨具やコート類も入れられるほか、大きめのものであればベビーカーや自転車、ゴルフバッグなどの収納も可能です。
出かけるときに必要なこれらのようなもの一式を収納できるため、シューズクローゼットのスペースがあると便利に使えるでしょう。
なお、シューズクローゼットやシューズクロークは、シューズインクローゼットと同じ意味として使われる場合以外に、備え付けの靴箱を指す場合もあります。
シューズクローゼットは2タイプ
シューズクローゼットには、オープンタイプとクローズタイプがあります。
オープンタイプのシューズクローゼットは、来客から内部が見えなくなるように一部を壁で仕切っているのみで、扉はありません。
扉を開閉せずにそのまま出入りできるため、収納したりものを出したりする際に便利です。
クローズタイプのシューズクローゼットは、出入口に扉があるため外から内部が見えなくなります。
内部が雑多になっていても見えないため、収納スペースを来客に見られたくない方におすすめです。
その他、通り抜けられるツーウェイタイプや、趣味を楽しむ場にもなるプラスアルファタイプのシューズクローゼットもあります。
シューズクローゼットのメリット
シューズクローゼットのメリットは、以下のとおりです。
- 玄関から不要なものを隠せる
- 濡れた長靴なども置いておける
- 収納してあるものを、一度に見渡せる
- 外で着ていたものを、家のなかに持ち込まずにすむ
近年ではコロナ禍の影響もあり、ウイルスなどを家のなかに入れないために外で着ていたものを持ち込みたくないなどのニーズがあります。
シューズクローゼットがあれば、外で着用したアウターなどをリビングなどに持ち込まないため、ウイルスや外の汚れを家のなかに入れずにすむ点がメリットです。
シューズクローゼットのデメリット
シューズクローゼットのデメリットは、以下のとおりです。
- 部屋の広さが削られる
- 収納スペースが使い切れない可能性がある
- 一戸建ての場合には、玄関全体が寒く感じるケースがある
- 収納家具よりも建築費がアップしやすい
シューズクローゼットがあることで、リビングなど他の部屋が狭くなってしまいます。
しかも、靴などが少ない世帯であればせっかくのスペースを活用しきれない可能性もある点がデメリットです。
賃貸物件でもシューズクローゼットはある?
さまざま便利な点のあるシューズクローゼットですが、賃貸物件でも設備があるのか気になるところでしょう。
賃貸物件であっても、築年数が新しめの物件やリフォーム済み物件ならば、比較的見つけやすいです。
間取図では、SIC(シューズインクローゼット)やSC(シューズクローク、シューズクローゼット)と書かれているため、チェックしてみましょう。
リフォーム済みの賃貸物件情報を検索したい方は、以下を参考にしてください。
賃貸物件のシューズクローゼット活用法
賃貸物件での、シューズクローゼット活用法を紹介します。
DIYでおしゃれに魅せる!
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賃貸物件のシューズクローゼットは、壁紙を変えるなどすれば簡単におしゃれな雰囲気にできます。
カーテンやロールスクリーンを付けて、外から見えないようにしつつ好きなデザインを取り入れるのもおすすめです。
床にウッドパネルを敷き詰めるだけのDIYでも、雰囲気をガラッと変えられるほか、靴を脱いで家のなかへ入れるようにできます。
DIYで収納力UP!
空いているスペースにDIYで収納棚を作ることで、収納力UPできます。
また、壁にキーフックを付けるだけでも収納力を増やせるでしょう。
収納棚を作る場合には、空いているスペースのうち、収納として使いたい大きさで作れるように木材を用意し、枠を作成します。
枠の内部に角材を左右同じ高さで付けて、その上部に板をのせれば、追加で靴などが置ける収納棚の完成です。
シューズクローゼットには、収納棚がないタイプもあります。
しかし、その場合でもあとから収納棚をDIYする方が多いようです。
防災グッズ収納で安心!
賃貸物件のシューズクローゼットには、防災グッズを入れておくのもおすすめです。
シューズクローゼットは玄関にあるため、防災グッズを入れておけばすぐに出して避難できます。
賃貸物件でDIYをするときの注意点
賃貸物件でDIYをするときには、原状回復の義務があることに注意が必要です。
原状回復の義務とは、退去時に部屋を入居時の状態に戻さなければならないことを指します。
例えば、壁に画びょうを使うのはよくても、釘やねじを使うと原状回復義務が発生すると考えられます。
詳細は、入居時に取り交わす賃貸借契約書を確認しましょう。
また、賃貸物件の原状回復に関する詳細は、以下の記事を参考にしてください。
>>賃貸物件の原状回復とは?費用負担や相場、トラブル事例をご紹介
シューズクローゼット付き賃貸物件の探し方
シューズクローゼット付きの賃貸物件を探したい方は、不動産情報サイトで検索してみましょう。
また相談窓口があれば、相談してみると早いです。
以下の住まいの紹介サービスに相談いただければ、ご希望に合った不動産会社や住宅会社を紹介できます。
シューズクローゼット付き賃貸物件を探してみよう
シューズクローゼットがあると、靴以外にも傘などの雨具やコート類も入れられます。
大きめのものであれば、ベビーカーや自転車、ゴルフバッグなどの収納も可能です。
出かけるときに必要なもの一式を収納できるため、シューズクローゼットのスペースがあると便利に使えます。
賃貸物件であっても、築年数が新しめの物件やリフォーム済み物件ならば、比較的シューズクローゼット付き賃貸物件が見つけやすいです。
不動産情報サイトでの検索や、相談窓口があれば相談してみることをおすすめします。
今回の記事を参考にして、自分にあった物件を探しましょう。
これから賃貸物件を探す方は、物件が豊富に掲載されている賃貸スタイルの活用がおすすめです。