賃貸物件のベランダに雨よけを取り付けると、紫外線の遮断や花粉・PM2.5のブロック、プライバシー保護などの効果が期待できます。
雨よけには、カーテンタイプやシートタイプなどの種類があるため、形状や取り付け方を比較して住んでいる物件に合うものを選びましょう。
ただし、賃貸物件のベランダは共用部分にあたるため、雨よけを取り付ける際は大家さんに許可を得る必要があります。
この記事では、賃貸物件のベランダに雨よけを付けるメリットや注意点などを解説します。
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目次
賃貸物件のベランダに雨よけを付けるメリット
賃貸物件のベランダに屋根がない、または屋根があっても長さが不十分な場合は、雨よけを付けるのがおすすめです。
ここでは、賃貸物件のベランダに雨よけを付けるメリットを3つご紹介します。
紫外線をブロックできる
賃貸物件のベランダに雨よけを付けるメリットは、紫外線をブロックできることです。
窓ガラスやカーテンにUVカット効果がない場合、紫外線が窓ガラスやカーテンを通り抜けます。
その点、ベランダに雨よけを付けると直射日光を遮断できます。
紫外線を完全に遮断するのは難しいものの、雨よけによって日陰ができるため、日なたと比較すると紫外線をブロックできるでしょう。
また、雨よけにはすだれやよしずのような役割もあります。
すだれは軒先などに吊るすもの、よしずは立てかけて使うもので、どちらも日差しを遮断するのが特徴です。
ベランダに雨よけを付けると、日差しが和らぎ暑さを軽減できます。
ベランダや窓ガラスの温度が下がることで、エアコンの効きが良くなるため、電気代の節約にもつながるでしょう。
花粉やPM2.5をブロックできる
ベランダに雨よけを付けるメリットとして、花粉やPM2.5をブロックできることも挙げられます。
洗濯物をベランダに干す際、花粉やPM2.5が付着しないか心配な方もいるでしょう。
雨よけの形状によっては、洗濯物をすっぽりと囲めるため、花粉やPM2.5が洗濯物に付着しにくくなります。
プライバシー保護の効果がある
ベランダに雨よけを付けると、プライバシー保護の効果も期待できます。
洗濯物や下着をベランダに干す際や、窓を開けている際などは、外からの視線が気になるでしょう。
雨よけは目隠しとしても使えるため、外からの視線を遮断してプライバシーを守れます。
雨よけの種類とベランダへの取り付け方法
雨よけにはさまざまな形状があり、種類も分かれます。
ここでは、雨よけの種類とベランダへの取り付け方法をご紹介するため、ベランダに雨よけを付ける際の参考にしてください。
カーテンタイプ
カーテンタイプとは、撥水性のあるカーテンの紐やフックを物干し竿に通して設置するタイプです。
取り付け方が簡単で手軽に設置できるため、手間をかけずに雨よけを付けたい方におすすめです。
シートタイプ
シートタイプは、カーテンタイプに似た形状の雨よけです。
カーテンタイプと同様に、シートの紐やフックを物干し竿に通して取り付けます。
設置する際の手間がかからず、手軽に雨よけを付けられるのがメリットです。
シェードタイプ
シェードタイプは、斜めになるようにシートを取り付けるタイプです。
デザイン性が高いものが多いため、見た目にこだわって雨よけを選びたい方に適しています。
洗濯カバー
洗濯カバータイプの雨よけは、洗濯物だけをカバーするのが特徴です。
洗濯物の保護に特化しているため、ベランダ全体の雨よけとしては機能しません。
ベランダに設置する必要がなく、物干し竿に取り付けるだけで設置が完了します。
雨よけを付けるためのスペースを作りたくない方や、洗濯物だけをカバーしたい方におすすめです。
洗濯物を保護するためには優れていますが、ベランダ全体の雨よけにはなりません。
また、インテリア性や日よけとしての機能もほとんど期待できないので、洗濯物だけを保護したい方向きです。
オーニングつっぱりタイプ
オーニングつっぱりタイプは、つっぱり棒を支柱にして取り付けます。
オーニングは日よけや雨よけを意味しており、雨よけ部分を開閉できるのが特徴です。
つっぱり棒を立てて設置するため、紐やフックを引っかける場所がベランダにない場合に適しています。
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賃貸物件のベランダに付ける雨よけの設置費用相場
雨よけの設置費用は、種類によって異なります。
ベランダにどのタイプの雨よけを付けるか迷った際は、設置費用の相場を参考にするのもいいでしょう。
ここでは、賃貸物件のベランダに雨よけを取り付ける場合の費用相場をご紹介します。
雨よけの種類 | 設置費用相場 |
---|---|
カーテンタイプ | 2,000〜5,000円 |
シートタイプ | 1,000〜3,000円 |
オーニングつっぱりタイプ | 3万〜5万円 |
賃貸物件のベランダに雨よけを付ける際の注意点
賃貸物件のベランダは、緊急時の避難経路であり、共用スペースとして扱われます。
そのため、雨よけを付ける際は利用規約を確認し、大家さんに取り付けの許可をもらうことが重要です。
また、強風や台風によって雨よけが壊れてしまい、ベランダの外に落下するなどの被害が起こる可能性があります。
「取り付ける際にしっかりと固定する」「強風や台風の日は雨よけを取り外す」など、他の住民に迷惑をかけないように対策を講じましょう。
まとめ:賃貸物件のベランダに雨よけを付ける際は一度確認を取ろう
賃貸物件のベランダに屋根がなくて困っている場合は、雨よけを付ける方法があります。
雨よけの形状や取り付け方に注目し、自宅に適したタイプを選ぶのがおすすめです。
雨よけは賃貸物件にも設置できますが、ベランダは物件の共用部分に当たるため、勝手に取り付けることはできません。
物件の利用規約をチェックするのはもちろん、雨よけを取り付ける前に大家さんに確認しておきましょう。
なお、引っ越しを検討していて賃貸物件をお探しの際は、賃貸スタイルを利用するのがおすすめです。
さまざまなタイプの物件情報を掲載しているので、ぜひ一度ご覧ください。
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