引っ越しの際のプリンターの取り扱い方法|注意点や梱包のコツを紹介

引っ越しの際のプリンターの取り扱い方法|注意点や梱包のコツを紹介

引っ越しの際、ちょっとしたミスでプリンターが壊れてしまった経験はありませんか?

このページでは、引っ越しの際のプリンターの取り扱い方法や注意点、梱包のコツなど、引っ越し時に安全確実にプリンターを運ぶためのノウハウをご紹介しています。

家電は持ち運びを想定していない造りのものが多いため、慎重に運ぶよう心がけましょう。

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プリンターの引っ越し方法

引っ越しする際のプリンターの取り扱い方法は、メーカーによって若干異なるものの、大筋は同じです。

一緒に見ていきましょう。

梱包方法

プリンターを運ぶ際まずしなくてはならないのが梱包です。以下のポイントに注意しましょう。

≪ポイント≫
・インクカートリッジは外さず運ぶ
インク漏れを防ごうと、カートリッジを外す方もいらっしゃいますが、時間が経ってしまうとインクの吸い込み口が乾燥し、故障しやすくなるためインクカートリッジは外さず運びましょう。

・インク漏れに備える
プリンターの引っ越しで一番厄介なのが、インク漏れによる汚れ移り。

きちんと予防しておくことが大切です。

・傾けない
プリンターは精密機器です。運搬の際は天地を守り、傾けないように気をつけ、故障しないよう気をつけましょう。

・緩衝材をしっかり入れる
プリンターをダンボールに入れて梱包するなら、箱と機材の間に隙間ができてガタガタ動かないよう、緩衝材をしっかり入れましょう。

プリンターを購入した際のダンボールを残してあるのであれば、そちらで梱包するのが確実です。

引っ越し業者さんを利用する場合はプリンターの梱包を必ずしも自分でする必要はありません。

作業に慣れたスタッフさんが、手早く確実に梱包してくれるのでお任せしましょう。

『Canon』や『EPSON』など、大手メーカーからも、引っ越しの際の梱包手順が公開されています。参考にしてみましょう。

一例:
Canon 【インクジェットプリンター】修理・引越のために輸送モードにする(G3360)
EPSON EW-M752T Series ユーザーズガイド プリンターの輸送と保管
※メーカーのほか、機種によっても操作方法が異なります。

輸送方法

プリンターを運ぶ方法は、引っ越し業者さんや運送業者さんに頼んだり、自分自身で運ぶなど、いくつか選択肢があります。

引っ越し業者

引っ越し業者さんにプリンターを他の荷物と一緒に運んでもらう方法です。

トラックの荷台に乗せて他の荷物と一緒に運ばれるため、振動や衝撃、インク漏れに備えてしっかり梱包が必要です。

自分で梱包するのが不安な場合は、見積もりの際に引っ越し業者さんに梱包方法を相談しておきましょう。

プリンターなどの精密機器を運ぶのにぴったりの引っ越し業者さんを探すなら、一括見積もりサイトが便利です。

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宅配業者

宅配便を利用して、プリンターなどのデジタル機器だけ別送する方法です。

宅配業者さんによっては、専用プランを展開しているところもあります。
ヤマト運輸 パソコン宅急便
佐川急便 飛脚精密機器宅配便

精密機器専門輸送業者

ホームオフィスを構えていたり、高価な機器をそろえている方は、精密機器の運搬を専門におこなう輸送業者がおすすめ。

衝撃や振動を抑えられる特殊な車両での輸送が可能で、コスト面は他の輸送方法より割高ですが、故障するリスクは低くなります。

自分で運ぶ

業者さんを利用せず、プリンターを自分で運ぶ方法です。

自分で運ぶ場合は、マイカーやレンタカーなど目に見えるかたちで運搬できるため、比較的安全な運搬方法です。

しかし、落下などの不慮の事故が起こった際、なんの補償もないことは念頭に置いていきましょう。

処分方法

引っ越しを機にプリンターの買い替えを考える方もいらっしゃると思います。

プリンターは小型家電リサイクル法の対象品目です。

『家電リサイクル法』(エアコン・洗濯機・冷蔵庫・テレビの、4品目が対象)のように、処分にリサイクル料金や運搬費はかかりませんが、小型家電の処分方法は自治体によって異なるので、処分方法はしっかり確認して処分しましょう。

また、ゴミとして出すほかにも

  • リサイクルショップに持ち込む
  • フリマアプリを活用する
  • 家電量販店で買い替え時に下取りに出す
  • 引っ越し業者さんに引き取ってもらう

などの方法があります。


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引っ越し後のプリンターチェック項目

新居への引っ越しが終わったら、念のためプリンターに不調がないか確認しましょう。

梱包状態のチェック

まずはプリンターを梱包しているダンボールに異常がないかチェックしましょう。

「落としたような凹みがある」、「明らかに傾けて置いたような汚れが付いている」「水濡れしている」などの異変があれば、運んでくれた業者さんがいるうちに指摘するのがベストです。

のちのち証拠になるよう写真も日時がわかるように撮っておきましょう。

動作確認

プリンターの電源を入れ、テストプリントなどの動作確認をおこないましょう。

異音がしたり、いつもと異なる動きをした際は、修理サポート窓口に異常かどうか確認をおすすめします。

ネットワーク設定

プリンターを有線ではなくWi-Fi接続してしている場合、ネットワーク設定をいちからやり直さなくては使えない場合があります。

手順は、

  • まずは物件にインターネット環境が整っているか確認
  • ルーターを変えた場合はIDとPWを再設定
  • それでもうまくいかないときは、パソコンからプリンター関連のアプリをアンインストールして、再度はじめからインストールし直してみましょう。

詳しくはお使いのプリンターの説明書の指示に従いましょう。

プリンターの引っ越しで注意するポイント

プリンターの引っ越しで注意するポイントがいくつかあります。

あらかじめ確認していきましょう。

梱包には『ワレモノ』注意を忘れずに

プリンターを梱包してダンボールに入れてしまうと中身がプリンターと判断しにくくなります。

ダンボールには必ず『プリンター在中』と書き添え、注記シールをしっかりと貼りましょう。

また、プリンターは精密機械ですので、上下逆さまにすると故障の原因につながります。

『天地無用』シールも貼っておくとより安全に搬送できるでしょう。

インク漏れには要注意

プリンターの引っ越しで困るのがインク漏れです。

プリンターにインクカートリッジが正しく取り付けられ、動かないように養生してあれば、まず漏れ出すことはありませんが、荷崩れなどで傾くことも0とは言い切れません。

梱包の際にプリンター本体を大きめのナイロン袋で覆うなど、インク漏れ対策をしておきましょう。

引っ越し(輸送)業者の補償内容をしっかり確認

ほとんどの引っ越し(輸送)業者さんは、荷物の破損に対して一定額の補償をしてくれますが、精密機器の場合、内部損傷の原因を引っ越し作業が原因と断定しにくく、補償外になってしまうことがほとんどです。

依頼する際に、補償範囲はどこまでか、しっかり確認してからの契約をおすすめします。

まとめ

このページでは、引っ越しの際のプリンターの取り扱い方法を解説しました。

プリンターは購入時のダンボールに梱包するのが最善ですが、必ずしもそうでなくてはいけないわけではありません。

困ったときは輸送をお願いする業者さんの指示に従いましょう。

また、インクカートリッジは外さず、つけたままの状態にしておくことも重要です。

そして、新居に着いたら動作確認をすぐにおこなうよう心がけましょう。


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