引っ越しを2日に分けるメリット・デメリットと事前に知っておくべきこと

2の置物

急な転勤で新しい職場で働きつつも古い職場で引き継ぎ作業が残っていたり、夫と妻で引っ越せるタイミングが合わなかったり。

はたまた複数の子どもの転校準備で手間取ってしまったり。

引っ越しで2重生活を余儀なくされる場合、引っ越しは2日に分けておこなうことになります。

そんなときの対処法をご紹介しましょう。

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引っ越しを2日に分けるケースとは

できることなら1回の引っ越しで終わらせたいですが、そうはいかない場面もあったりします。

どのようなケースがあるのでしょうか?

新旧居で一時的な2重生活が発生する場合

急な転勤で新しい職場で働きつつも古い職場で引き継ぎ作業が残っていたり、複数の子どもの転校準備で手間取ってしまったり。

現地でしかできない手続きなどがたくさんある場合、2重生活を余儀なくされる場合があります。

引っ越しを2日に分けるメリット

2重生活になってしまった場合、引っ越しを2回に分けておこない、1回目で両方の住まいで最低限暮らせるように家財道具を運んでしまい、2回目にすべての荷物を運び終える方法があります。

両方の住まいで退去・新生活の準備がゆっくりおこなえるので、ゆとりある引っ越しを叶えたい方にもおすすめです。

1日目を自力でおこなえば引っ越し料金を抑えられる

引っ越しを2日に分けておこなう場合、引っ越し業者さんにお願いすると1日でおこなう引っ越しより割高になります。

そんなときは1日目、もしくは2日目どちらかを自力でおこなえば、引っ越し費用の節約になります。

まずはどちらの住まいをメインで2重生活を送るかを決め、荷物をより多く置いておきたいほうに合わせて引っ越し日程を組みましょう。

荷造りがしやすくなる

引っ越し準備で大変なのが荷造り。

「やってもやっても終わらない!」なんてことありますよね。

引っ越しを2日に分ける場合なら、2日目までの時間中に荷造りができるので、余裕のある荷造りがおこなえます。

また、1日目で運んだ必要最低限の荷物で暮らしてみると、家にあった余分な荷物がわかるといった声も。

新居になくても不便でないものは、この機会に処分してしまうのもいいかもしれませんね。

旧居の掃除がしやすくなる

荷造り同様手間のかかる掃除。

こちらも引っ越しを2日に分ける場合なら、2日目までの時間中に掃除ができるので、荷物をある程度運び出したあとなら普段できないような大掃除もできるようになります。

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引っ越しを2日に分けるデメリット

引っ越しを2日に分けておこない2重生活になる場合、どうしても出てくるのが費用の問題です。

予算は多めに組んでおきましょう。

遠距離の引っ越しには向かない

遠距離の引っ越しの場合、新居と旧居を行き来するだけでひと苦労。

新幹線や航空機、フェリーを使って移動するような距離なら、引っ越しは1日で終えてしまうことをおすすめします。

また、東京?九州や東京?北海道などの、遠距離引っ越しの場合は、引っ越しトラックが旧居から新居に着くまでに数日かかります。

その間の交通手段や宿泊場所なども考えておくべき点です。

2日に分けて業者依頼すると割高になるかも

引っ越しを引っ越し業者さんにお願いし2日に分けておこなうと、引っ越し2回分に相当する、もしくはそれに近い金額がかかることがほとんどです。

届ける荷物の少ない便を混載便や午前・午後便などの割引プランを利用するなどして費用を節約したりできるので、引っ越し業者さんに状況に合ったプランを立ててもらいましょう。

新旧居で家賃が余分にかかる

2重生活になる場合、住まいが持ち家などでない限り日割り家賃などの家賃が新・旧居それぞれに発生します。

できるだけ引っ越し間隔を狭めることで日割り家賃は節約できるので、契約する際は慎重に。

引っ越し業者の運搬にも日数がかかる

遠距離引っ越しの場合は、引っ越し業者さんのトラックが旧居から新居に着くまでに数日かかることもあります。

距離別に紹介していきましょう。

200km以内なら1日

東京?静岡間、大阪?名古屋間が約200Kmに相当します。

引っ越し業者さんが荷物の積み込みから運搬、荷解きまでを1日で終えられる距離がおおよそ200Kmまでといわれています。

ただし、これは移動に高速道路などが使えるときの話。

移動距離が約200Kmでも、高速道路が利用できないようなローカルエリアへの引っ越しは当日で終わらない可能性もあるので注意しましょう。

200km~500kmは2日

東京?大阪間が約500Kmに相当します。

東名、名神そして新東名、新名神があるため移動しやすく、引っ越し件数も多い地域なので混載便や帰路便など、安くなるプランも充実しています。

この距離になると、引っ越し業者さんが荷物の積み込みから運搬、荷解きまでを1日で終えるのは難しくなってきます。

1日目に荷物の積み込みから運搬、2日目に残りの運搬と荷解きまでをおこなうのが通常のスケジュールです。

高速道路が利用できないようなローカルエリアへの引っ越しは3日必要とする場合も。

600km~は3日以上

東京?九州や東京?北海道などの、遠距離引っ越しの場合は、引っ越しトラックが旧居から新居に着くまでに4日以上かかることも。

移動距離が長い場合は、フェリー輸送をおこなう場合も多く、運搬に中2日かかることもしばしばです。

引っ越しを効率よく2日に分けてするアイデア

まずはどちらの住まいをメインで2重生活を送るかを決め、荷物をより多く置いておきたいほうに合わせて引っ越し日程を組みましょう。

生活必需品は新旧どちらの住まいにも置いておくのが無難です。

ライフラインの開通は1日目に。

引っ越し業者さんへの依頼も、「2日かける」ことをまず伝えましょう。

1日目は生活必需品を優先的に運ぶ

まず運んでおきたいのは、生活必需品ひと通り。

キャンプに行くような感覚で、1日の生活を思い返してみましょう。

寝具・照明器具・炊事用品一式・食器・洗剤・トイレットペーパー・アメニティーグッズ・ゴミ袋・衣類。

家電は冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ・炊飯器・エアコンなどです。

新居を2重生活のメインにしない場合、家電はあとから運んでも構いません。

意外と忘れがちなのが携帯電話の充電器です。

忘れないように気をつけましょう。

印鑑など、替えの効かないものは手持品に入れて持ち歩きましょう。

新居の電気・ガス・水道は前もって連絡する

新居の契約ができた時点で、ライフラインの手続きを始めましょう。

引っ越し1日目でライフラインの開栓がすべて完了してしまうのが理想的です。

各種ライフラインの手続きについてはこちらのページが便利▼

2日に分けて業者に依頼する場合は早めの相談を

引っ越し業者さんに依頼する場合は早めの相談を心がけましょう。

2日に分けて引っ越しする場合、繁忙期など人気の日程は希望の日程を押さえるのが大変。

また、早めに相談することで、安い日程を引っ越し業者さんの方から提案してもらえる可能性もあります。

まとめ

できることなら一回で終わらせてしまいたい引っ越し。

しかし、時間と予算がかかりますが、その分ゆったり作業できるのが2日かけておこなう引っ越しのメリットです。

ライフスタイルにあわせて、最善の引っ越しが叶うことを祈っています。

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