UR賃貸住宅のメリット・デメリット!気になる入居条件を解説

UR賃貸住宅のメリット・デメリット!気になる入居条件を解説

UR賃貸住宅は、独立行政法人都市再生機構が管理する公的な賃貸住宅を指します。

一般的な賃貸住宅と違い、UR賃貸住宅ならではのメリットやデメリットがあることはご存じでしょうか。

この記事では、UR賃貸住宅に入居するメリットとデメリットを解説します。

入居条件やUR賃貸住宅に向いている方の特徴などもあわせてご紹介するため、参考にしてください。

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UR賃貸住宅とは

UR賃貸住宅とは、独立行政法人都市再生機構が管理する公的な賃貸住宅を指す言葉です。

都市再生機構は、UR都市機構とも呼ばれます。

もともとは、戦後勤労者が増加し、住宅の需要増に対応するために日本各地に団地を造成し、大規模な開発をおこなったことがUR賃貸住宅の始まりです。

過去に作られた団地の分譲や管理なども対応しており、総称としてUR賃貸と呼ばれています。

UR賃貸住宅のメリット

民間賃貸とは異なるUR賃貸住宅ならではのメリットをチェックしましょう。

初期費用が安い

一つ目のメリットは、初期費用が安いことです。

UR賃貸住宅は民間賃貸住宅と違い、礼金がかかりません。

また、仲介会社を挟まずにUR営業センターやUR賃貸ショップなどで契約をおこなうため仲介手数料も不要です。

民間の賃貸住宅を借りる際よりも、初期費用を抑えられるため、家具や家電などの購入にお金をまわせます。

更新料がない

二つ目のメリットは、更新料がかからないことです。

更新料がかからないため、長く住むケースでは、特に民間賃貸住宅よりもお得と考えられます。

また、UR賃貸住宅では自動で契約が更新できるようになっており、面倒な手続きも必要ありません。

保証人が不要

三つ目のメリットは、保証人がいらないことです。

保証人がいる場合、なってもらえる方を探したり、その方に気を遣ったりする必要があります。

契約時の必要書類も減り、面倒な手続きがカットできます。

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部屋が比較的広い

四つ目のメリットは、民間賃貸住宅に比べて部屋が広いことです。

都心郊外から開発してきた経緯があるため、部屋が比較的大きく作られている傾向にあります。

部屋の間取りも広々と作られていて、同じ部屋数でも面積が広いケースが多くあります。

物件によっては敷地内に公園やスーパー、保育園、病院などを周辺に備えているところもあり、便利さも魅力です。

UR賃貸住宅のデメリット

UR賃貸住宅のメリットだけではなく、デメリットもチェックしましょう。

審査基準が厳しい

一つ目のデメリットは、審査基準が厳しいことです。

保証人がいらない分、入居者本人への審査は民間賃貸住宅での審査基準よりもやや厳しめにチェックが入ります。

審査基準は大きく分けると下記の三つです。

  • 日本国籍を持っているかどうかなどUR賃貸住宅に入居する資格がある人物か
  • 収入額は基準以上か
  • 貯蓄額は基準以上か

UR賃貸住宅の詳しい審査基準は、UR賃貸住宅の入居条件の見出しで後述します。

設備が古い場合がある

二つ目のデメリットは、設備が古い場合があることです。

エレベーターがなかったり、洗濯機の排水口がなかったりするケースがあります。

物件によっては昭和30~40年頃に建設されたものもあり、建物自体がかなり古い場合もあるでしょう。

築年数が古くても、大規模なリニューアルによって設備が改善されている場合もあるため、気になる物件は内見に行き、自分の目でチェックしましょう。

入居希望者が多い

三つ目のデメリットは、入居希望者が多いことです。

UR賃貸住宅の申し込みは先着順です。条件の良い物件はすぐに申し込まないと、ほかの方が契約してしまいます。

希望に合った部屋を借りるには、ホームページを頻繁に確認したり、営業センターに問い合わせたりする必要があります。

良いUR賃貸住宅を逃さないためにも、こまめに最新の情報をチェックしておきましょう。

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UR賃貸住宅の入居条件

UR賃貸住宅に入居する際の条件は、以下のとおりです。

<入居者に対する条件>
  • 日本国籍を持っているか、UR都市機構の定めた条件をクリアした外国人で、継続して自らが居住する住居が必要な方
  • 申込者本人を含め、入居者全員が一ヵ月以内に入居でき、円満な生活を営めること
  • 同居世帯全員が暴力団関係者でないこと
  • 単身者もしくは現に同居し、または同居予定の親族がいる方
<平均収入額に対する条件>
  • 毎月の平均収入額が基準月収額以上となっていること
<貯蓄額に対する条件>
  • 月収の100倍の基準貯蓄額があること
  • 基準月収の2倍の収入がある場合は50倍の基準貯蓄額があること

入居審査では、大きく分けてこれら三つの条件をチェックされます。

特に、暴力団関係者でないことや、日本国籍を持っているか、またはUR都市機構の定めた条件をクリアした外国人かなどが満たしていない場合は入居できないため注意が必要です。

UR賃貸住宅に向いている方の特徴

UR賃貸住宅では、子育て割や近居割、U35割など、家族構成や年齢などによる割引が用意されています。

家族がいる方や35歳以下の方など、UR賃貸住宅が定めている割引の対象となるケースの方は特に向いているといえるでしょう。

民間賃貸住宅にはないUR賃貸住宅の特徴として、保証人が不要で初期費用が安くできるメリットがあります。

そのため、保証人を立てられない事情がある方や、初期費用を少しでも抑えたい方もUR賃貸住宅に向いています。

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まとめ

UR賃貸住宅は初期費用が抑えられたり、部屋が広めに作られていたりなど、民間賃貸住宅と比較した場合のメリットが複数あります。

しかし、審査基準が厳しめなことや設備が古いケースがあることなどのデメリットもあります。

メリットだけではなくデメリットも理解したうえで、物件探しをおこなうようにしましょう。

UR賃貸住宅には割引制度も用意されています。

子育て割や近居割、U35割などの割引の対象となる方は、特にUR賃貸住宅に向いています。

今回の記事で紹介したようなUR賃貸住宅の特徴を確認し、物件探しに役立てましょう。

賃貸物件の検索には、地元の不動産会社を紹介してもらえる賃貸スタイルがおすすめです。

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