敷金はいつどれくらい返ってくるの?トラブルの防ぎ方や精算書の確認ポイントも解説

敷金 計算

賃貸物件を退去する際に敷金は返金されるとはいうものの、本当に返ってくるのか心配になるものです。

この記事では、敷金が返ってくるかどうかやどの程度戻るのかなどを解説します。

敷金が返ってくる時期や精算書で確認すべきポイント、敷金トラブルを防ぐコツ、それでも返ってこないときの対処法まで解説しているため、ぜひ参考にしてください。

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敷金は本当に返ってくる?

結論からいうと、敷金は普通に住んでいれば本当に返ってきます。

そもそも敷金とは、入居者が部屋や設備を汚したり破損させたりした場合の修繕費用や、家賃の滞納リスクの担保にする金額のことです。

民法でも返済債務をともなう金銭と定められているとおり、敷金は担保として預けているだけだといえます。

なお、敷金や礼金の詳細を知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

>>「敷金・礼金とは?違いや相場、敷金礼金なしのメリットデメリットを徹底解説!」

礼金は返ってこないが敷金は返ってくる

敷金は、もしものときのために預けているだけのお金であり、返ってくることが前提となっています。

ただし、大家さんへの謝礼金として渡している礼金は、返ってきません。

基本的な考え方からすると、家賃の滞納や原状回復に問題がなければ、敷金は全額返ってきます。

しかし、費用負担の基準があいまいな面もあり、実際に全額戻ってくることはほとんどありません。

>>敷金・礼金ゼロ(なし)賃貸物件情報(アパート・マンション)

敷金はどのくらい返ってくる?

敷金から戻ってくるのは、原状回復費用を差し引いた残りの金額です。

算出する際は、
 (敷金の返還額)=(支払った敷金)−(退去費用)
で計算できます。

例えば3年間住んだ部屋で壁紙の貼り換えが必要になった場合、6畳で約40,000円ほどかかります。

預けていた敷金が60,000円であれば、60,000円−40,000円で20,000円が返ってくる計算です。

入居者が負担しなければいけない項目

退去時に修繕費用として敷金からひかれる項目として、具体的には以下のとおり挙げられます。

フローリング キャスター付きの椅子によるへこみ
畳 タバコの焼け焦げ
カーペット類 飲み物をこぼしてできたしみ
壁・クロス くぎ穴・ねじ穴・落書き
柱 ペットによる傷
天井 照明器具の跡
水まわりなどの設備 長期間手入れを怠ったことによる故障

これらのように、怠けたことで、もしくはわざとそうしたときなど、入居者による過失があった場合には入居者負担です。

>>「賃貸物件の原状回復とは?費用負担や相場、トラブル事例をご紹介」

大家さん・管理会社が負担する項目

入居者の負担がいらない、大家さん・管理会社が負担する項目は以下のとおりです。

フローリング ワックスがけ
畳 裏返しや表替え
カーペット類 家具の設置による跡
壁・クロス 冷蔵庫などの後部の黒ずみ
柱 入居者の責任ではない破損
天井 電気焼けによる黒ずみ
水まわりなどの設備 経年変化による故障

上記のような自然な消耗は、大家さん・管理会社が修繕費用を負担します。

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【記事で解説】住まいの紹介サービスとは?

ペット可物件の敷金は返ってくる?

ペット可物件の敷金も返ってくるものの、一般的にペット起因の損傷はすべて入居者負担です。

例えば、ペットの毛が飛び散ったり、臭いが部屋中に染み付くなどの損害が発生する場合、費用が発生して敷金から引かれてしまいます。

ペット可物件の敷金は返ってくる

木製の建具をかじったり引っ掻いたりする癖があるペットを飼育していた場合には、修繕費用の負担が大きくなりがちです。

>>「猫と暮らす賃貸の選び方!ペットと住める物件を見つける工夫と対策」
>>「大型犬と賃貸で暮らすには?室内飼育するための理想の間取りと注意点」
>>「賃貸でうさぎを飼いたい!安心して飼うための対策と注意点」

敷金が返ってくる時期

修繕費用などを差し引いた敷金が返金される時期は、契約書の敷金の欄に明記されています。

敷金が返還される時期は、一般的に退去してから1ヵ月以内が目安となります。

つまり退去(引っ越し)時期よりも遅くなってしまうため、引っ越しの費用にそのままあてることは困難でしょう。

賃貸スタイル

敷金の精算書で確認すべきポイント

敷金の精算書でしっかりと確認すべきポイントは、以下のとおりです。

  • 何で・いくら引かれているのか
  • 項目の内訳
  • 支払いが必要ない項目の有無

内容を確認すると、時間の劣化による損失や相場より高い単価、広さを水増しした請求がある可能性があります。

なお、よくわからない曖昧な名前の項目は、一体何を指しているのかの説明(明細)を求めましょう。

敷金トラブルを防ぐには?

続いて、敷金トラブルを防ぐためのポイントを解説します。

退去時は必ず立ち会う

敷金トラブルを防ぐためには、退去時は必ず立ち会うようにしましょう。

退去時に立ち会わないと、どのような判断をされたのかもわからなくなります。

そのため、その場で質問や確認ができるように立ち会うのがおすすめです。

もしも立ち会いが難しい場合には、事前に退去時の室内の写真を撮影して、修繕内容の詳細と見積もりを出してもらうようにすると良いでしょう。

入居前の状態を記録する

入居前の状態を記録することも、敷金トラブルを防ぐためのポイントです。

前からこうだったと口頭だけでいっていると、いくら真実でも貸主から「わかりました」とはいってもらいにくいでしょう。

そのため、入居前の状態をスマートフォンなどを使って写真や動画として記録しておくことが大事です。

入居時の室内の写真やメモが残っていれば、退去時に自分のせいではないことを主張できます。

敷金が返ってこないときの対処法

敷金トラブルを防ぐためのポイントを押さえていたのに、正当な金額の敷金が返ってこないケースでの対処法をチェックしていきましょう。

大家さん・管理会社に連絡

もしも敷金返還に納得がいかない場合には、大家さんや管理会社に対して電話やメールをして、なぜ返ってこないのかを聞きます。

返ってくる敷金の金額の根拠や、入居者の負担となる理由などをしっかりと説明してもらいましょう。

専門家に相談

大家さんなどに連絡・確認を取っても納得がいかない場合などには、専門家に相談します。

問題の箇所の写真を撮り、大家さんの言い分と自分の考えなどを伝えましょう。

専門家に相談する際は、法テラスや国民生活センターなどに連絡を入れるのがおすすめです。

参考:法テラス
参考:国民生活センター

退去時に敷金は基本的に返ってきます!

敷金から戻ってくるのは、原状回復費用を差し引いた残りの金額です。

算出する際は、
 (敷金の返還額)=(支払った敷金)−(退去費用)
で計算できます。

返ってくる時期は、一般的に退去してから1ヵ月以内が目安です。

敷金の精算書でしっかりと確認すべきポイントは、以下のとおりです。

  • 何で・いくら引かれているのか
  • 項目の内訳
  • 支払いが必要ない項目の有無

退去後に住む場所を探す際は、不動産情報サイトで検索すれば、条件にあった物件がすぐに見つけられます。

賃貸物件情報を検索できる賃貸スタイルを活用して、ニーズに合った物件を効率良く探しましょう。

チャットでお部屋探しをご相談できる住まいの紹介サービスのご利用もおすすめです。

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