海老名は駅周辺に商業施設が充実し買い物が便利でありながら、自然を感じる公園もあり、子育て支援も充実しファミリーが住みやすい街です。
本記事では、人気の高い海老名駅の賃貸情報や家賃相場から、海老名に実際に住むとどんなメリットやデメリットがあるのか、詳しく解説していきます。
海老名でお住まいを検討している方は、ぜひこの記事で海老名の特徴をつかんでください。
海老名駅とは
海老名駅は、小田急電鉄小田原線と相模鉄道本線、JR相模線の接続駅です。小田急の有料特急の一部を除くすべての列車が停まります。
相模鉄道本線は横浜駅が起点、当駅が終点ですが、JRの貨物線経由で新宿方面への直通を開始しました。
相模鉄道は東急との直通も予定しており、実現後は小田急との競争が本格化します。
主要都市まで、下記の時間で到着します。
- 横浜へは相模鉄道特急で乗り換えなし27分
- 新宿へは小田急線快速急行で乗り換えなし46分
- 渋谷へは小田急線快速急行で下北沢、乗り換えて京王井の頭線急行で49分
海老名駅は1941年に誕生し、1987年に国鉄分割民営化でJR東日本が関わる駅になり現在の姿へと至っています。
海老名駅周辺の家賃相場
海老名駅周辺のワンルームの家賃相場は5.66万円。
都内の新宿駅周辺の家賃相場8.91万円と比べると、約6割強の家賃で住むことができます。
1LDK・2K・2DKの家賃相場は7.26万円で、新宿駅周辺の18.25万円と比較して約4割弱の家賃で住むことが可能です。
都内よりグッとお安く住むことができますが、小田急電鉄小田原線沿線では平均的な家賃帯です。
ワンルーム | 1K 1DK |
1LDK 2K 2DK |
2LDK 3K 3DK |
3LDK 4K~ |
|
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座間駅 | 3.67万円 | 4.56万円 | 6.35万円 | 6.67万円 | 7.67万円 |
海老名駅 | 5.66万円 | 5.9万円 | 7.26万円 | 7.55万円 | 9.85万円 |
本厚木駅 | 4.56万円 | 4.83万円 | 6.33万円 | 7.21万円 | 9.5万円 |
海老名駅周辺エリアの特徴
駅前は商業施設が豊富で、子育て支援や公園も充実し子育てしやすい環境です。
小田急の東側に隣接した相模鉄道の駅前にバスロータリーが整備されており、駅を出てすぐショッピングモール「ViNAWALK(ビナウォーク)」が広がっています。
一方、連絡通路で結ばれたJRの駅の西側には「ららぽーと海老名」があり、賑わいを見せています。
スーパーは駅を東に出てすぐの「ワタナベストアー ビナワンフーズ海老名店」や、ららぽーと内の「ロピア ららぽーと海老名店」、駅の南すぐの「ダイエー 海老名店」など多数あり、食材の買い出しに困ることはありません。
また、海老名駅のある海老名市は子育て支援も充実しています。
まず、子ども(中学卒業まで)の医療費は通院や入院を含めすべて無料となっています。
さらに、駅の南南西には「えびなこどもセンター」という、子育てについて妊娠から青年期までワンストップで相談できる施設があります。フロアごとに相談場所が分かれていて、1階は妊娠~乳児期に関する相談、2階は小学校・中学校に関すること、3階は子育てに関することを相談できます。
周辺環境では、「神奈川県立相模三川公園」のような緑あふれる大きな公園があり、大人も子どもも一緒に遊べたり、駅の西にある「海老名市立中央図書館」は、吹抜けのある広々とした図書館スペースに「スターバックス」が併設され、図書館内にはキッズスペースがあり子ども連れで訪れるのにもぴったりです。
海老名駅周辺に住むメリット・デメリット
■メリット
・駅周辺に大型商業施設があって便利
・ファミリー層が多く子育てしやすい環境が整っている
・子育て支援が充実している
・駅を離れると閑静な住宅街が広がっており落ち着いて住める
・大きな公園があり緑が多い
■デメリット
・都心に出るのに少々時間がかかる
海老名駅周辺のオススメスポット
ViNAWALK(ビナウォーク)
駅を東に出てすぐ目の前にある大きな商業施設で、駅や公園と「ランブリングテラス」というテラス状の公開街路で繋がっています。
ViNAWALKは下記の意味が組み合わされ「歩いて楽しめる界隈」という意味で作られた造語で、まさに館内を歩いてぶらぶら楽しめるViNAWALKにぴったりのネーミングです。
- ViNA…ViVA NATUREの略で「自然礼賛」の意味
- Rambling…ぶらぶら歩きという意味
ViNAWALKはあらゆるショップが集まる「1号館」~「6号館」と、携帯ショップなどがあり働く人々向けの「ビナプラス」、ファッションや住居などが集まる「ビナフロント」に分かれています。
「1号館」は生活に欠かせない生鮮食品や書籍、100円ショップ、薬局などが集まっており、「2号館」は「呑み処ビナ横丁」として新鮮な肉に舌鼓を打つことができる「炭火焼鶏家 なお吉」、種類豊富な焼酎が通を唸らせる「居酒屋お~るすたぁず」などの居酒屋が揃っています。
「3号館」はお得に食事を楽しめるスポットがあり、1階には長崎ちゃんぽんを楽しめる「リンガーハット」、本格的なうどんをセルフで楽しむことのできる「丸亀製麺」、7階にはワンフロア丸々使った「デジキューBBQテラス」が広がっており、食材の持ち込みもOK、もちろん手ぶらで来てもOKな環境でバーベキューを楽しめます。
「4号館」はクリニックや美容サロンなど生活に欠かせないスポットが揃っており、目の断層像が見れる最新の機械を導入している「小川眼科」、ニーズに合わせたきめ細かい保育サービスがウリの「木下の保育園」などがあります。
「5号館」はファッションやインテリア雑貨を主に取り扱っており、1階はシューズ専門店「ABCマート」、靴下やストールのお店「ストリームマーケット」、2階にはファッションショップが中心にあり、3階には猫カフェやフォトスタジオなども揃っています。
「6号館」は全部で10のスクリーンを備えた本格的な映画館の「TOHOシネマズ」が主に2階と3階のフロアを占めており、映画を楽しむことができます。1階は「ビナウォークら~めん処」があり、煮干し出汁と鶏スープを合わせた「麺屋銀星 海美風」や、家系ラーメン「横濱家系ラーメン 海老名家」をはじめとするラーメン屋をハシゴすることができます。
EXPASA海老名(エクスパーサえびな)
駅の南東にある東名高速道路の上り・下りの両方にあるサービスエリア施設の愛称です。
上りのEXPASA海老名は、高速道路に乗らずとも一般道から乗り込みやバスで来訪して利用することができます。
上りEXPASA海老名では、日本で初めてのフレンチトースト専門店となる「FRENCH TOAST LONCAFE」や、神奈川県、静岡県の厳選された水産加工品、畜産加工品などを取り揃えるセレクトショップ「頑固市場」などがあります。
下りのEXPASA海老名は2020年7月22日に改装グランドオープンしたばかりで、フードコートや屋台が目立ちます。
「うまいもの横丁」は屋台が並ぶ通りで、から揚げ専門店の「からから家」、「肉巻きおにぎりコーナー」、世界チャンピオンの肉まんや焼き小籠包の「皇朝」などの屋台が軒を連ねています。
その他にEXPASA海老名の名物「えびえび焼き」が食べられる「海老名茶屋」や、フードコートではカルビー運営で「ポテトチップスサンド」など一味違ったフードが食べられる「カルビーキッチン」があります。
神奈川県立相模三川公園(かながわけんりつさがみさんせんこうえん)
駅の北西、相模川沿いの河川敷を利用して作られた大きな公園です。相模川、小鮎川、中津川の3つの川の合流地点の近くに作られているので、神奈川県立相模「三川」公園と名付けられています。
この公園の目玉として、ローラーすべり台や陸橋状の足場が組み合わされた姿が特徴的な大型遊具があり、子どもたちに非常に人気です。
整備の行き届いたパークゴルフ場は、大人も子どもも楽しくパークゴルフをプレイすることができます。その他にも野球グラウンドと多目的グラウンドがあり、予約を入れれば利用することが可能です。
自然を感じるスポットは、芝生広場やイングリッシュガーデン、夕焼けの丘、鳩川などがあります。
春には桜が満開となり、お花見を楽しむことができる公園です。
まとめ
駅周辺に商業施設が充実し買い物が便利でありながら、自然を感じる公園もあり、子育て支援も充実しファミリーが住みやすい海老名。
本記事では実際に海老名に住むメリット・デメリットから、「ViNAWALK」や「EXPASA海老名」など具体的なお出かけスポットまで詳しくご紹介しました。
知らなかったメリット・デメリットがあった方も多いのではないでしょうか。
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