地震や河川の氾濫など災害の多い日本では、日頃から災害への対策が欠かせません。
特に一人暮らしでは、自分で自分の身を守る意識が大切です。
家のなかに災害対策を施したり防災グッズを準備したりと、いつ災害が発生しても大丈夫なように備えておく必要があります。
この記事では、一人暮らしでやっておくべき災害対策や防災グッズ、備蓄一覧に関して詳しくお伝えします。
一人暮らしの方は、ぜひ参考にしてください。
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目次
一人暮らしほど災害対策が重要な理由
一人暮らしの方は、災害が起こったときに自分で自分の身を守る必要があります。
例えば、地震で家具が倒れて下敷きになっても、誰にも気付いてもらえない可能性があります。
避難する場合も、自分で防災グッズを準備していないと、飲み物や食べ物に困るでしょう。
ほかにも、住んでいるエリアや高層マンションの階数によっては、救援が遅れることも考えられます。
災害が発生した際にどのような状況に陥るかは、実際に災害が起こってみなければわかりません。
だからこそ想像力を働かせ、自分の身に危険が及ばないように家のなかを整え、災害グッズをしっかりと準備することが大切です。
一人暮らしがやっておくべき災害対策
それでは、一人暮らしの場合、どのような災害対策が必要でしょうか。
ここでは、8つの災害対策を説明します。
家具家電の転倒防止対策をする
大きな地震で揺れが大きい場合、家具や家電が倒れたり飛んできたりします。
転倒した家具などで避難通路が塞がれると、家から逃げたくても逃げられません。
寝てる間に、家具や家電などが倒れてくることも考えられます。
このような被害を防ぐために、家具や家電の転倒防止対策は必須です。
突っ張り棒やL型金具で家具を固定したり、家具の下に粘着性のマットを敷いたりと、さまざまな方法で転倒防止対策を取りましょう。
窓ガラスの飛散防止対策をする
窓ガラスの飛散防止対策も欠かせない災害対策です。
簡単な方法として、飛散防止フィルムの利用がおすすめです。
飛散防止フィルムを貼っておけば、ガラスが割れた際に破片が飛び散るのを防げます。
水で貼れるフィルムも販売されており、賃貸物件の窓にも気兼ねなく貼ることができます。
避難場所と経路を確認しておく
事前に避難場所と経路を確認しておくことも大事です。
災害が起こってからでは遅いため、ハザードマップや自治体が提供している避難場所マップで、どこに避難すればいいのかを確認しておきましょう。
また、災害はいつ起こるのかわからないため、家だけでなく職場周りの避難場所や経路も押さえておきます。
万が一のために、メモに記しておくと安心です。
ペットと一緒に避難できるかを確認しておく
ペットを飼っている方は、ペットと一緒に避難できる避難場所を確認しておきます。
ペットを連れて避難できる場所が近くにない場合は、どのように避難するのかをイメージしておくと良いでしょう。
場合によっては、車内やテントでの避難も一つの方法です。
ペットと避難する場合は、ペットのエサや水の準備も忘れないようにしてください。
家族や友人と災害時の連絡手段を決めておく
災害にあったときの安否確認方法を、家族や友人と事前に決めておきます。
災害発生の直後は、通話が集中し電話がつながりにくくなります。
そのため、災害時は通話を利用せず、パケット通信を利用したメールやSNS、通話アプリがおすすめです。
電波がまったく入らない場合は、災害用伝言ダイヤル(171)や災害用掲示板を利用できます。
いずれにしても、お互いにどのように連絡をし合うのか、情報を共有しておくことが大切です。
防災グッズを取り出しやすい場所に準備しておく
防災グッズを準備しておいても、取り出せなければ意味がありません。
逃げるときにすぐに持っていく防災グッズは、取り出しやすい場所に準備しましょう。
おすすめは玄関です。
一度避難してから、もう一度自宅に戻ったときも、玄関であればすぐに取り出せます。
また寝ているときに災害に遭う可能性もあるため、寝室も良い場所です。
寝室であれば、すぐに必要なヘルメットや懐中電灯、運動靴をとっさに取り出せます。
ライフスタイルと避難経路を考えて、自分なりに取り出しやすい場所はどこかを考えてみてください。
ローリングストックをする
ローリングストックも一つの災害対策です。
ローリングは「回転」、ストックは「備蓄」という意味です。
普段から食べている食品や加工品を少し多めに準備しておき、使った分だけ買い足します。
日常的に、一定の備蓄品がある状態を保てるため、いざというときに慌てなくてすみます。
また、この方法であれば、消費期限が切れてしまったといったようなことは起こらないでしょう。
風呂水をためておく
風呂水をためておくことも良いアイデアでしょう。
災害が発生した際に、水道や電気、ガスなどのライフラインが止まることはよくあることです。
風呂水があれば、水道が止まっても生活用水として利用できます。
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一人暮らしが準備しておくべきもの
避難する場合に持っていく防災バッグは、一次避難用と二次避難用に分けて準備しなければなりません。
一次避難用は、緊急に避難するときに持っていく防災バッグです。
二次避難用は、地震などで自宅が倒壊し、しばらく自宅で生活できない場合に利用する防災バッグです。
ここでは、一次避難用と二次避難用の防災バッグに関して具体的に説明します。
一次避難用バッグ
一次避難用の防災グッズは、緊急に避難するときに持っていくものです。
重くならないように、一日過ごせる程度の量を準備してください。
一次避難用バッグの中身は、次のとおりです。
| 飲料水 | 最低でも1日分(1.5Lほど) |
|---|---|
| 非常食や食料 | 1日に必要な分(3食分) |
| 常備薬 | 普段から使用している薬を1日分 |
| 救急セット | 絆創膏、消毒液、ガーゼなど |
| タオル | 1枚 |
| 下着や着替え | 1日分 |
| モバイルバッテリー | 携帯電話の充電用 |
| メガネやコンタクトレンズ | 普段使っているものを1日分 |
| 現金や保険証 | 使う場合があるので、あると安心 |
| ウエットティッシュ | 体を拭いたりできる |
| 生理用品(女性の場合) | 1回分 |
| トイレットペーパー | 小さめのもの |
| 小型LEDライトと乾電池 | 夜間に避難するために必要 |
| ホイッスル | 異常を知らせるために必要 |
| 歯ブラシや歯磨き粉 | 携帯用の小さめタイプ |
| ビニール袋 | ごみ袋や簡易の防寒着として利用できる |
| ブランケット | 防寒対策として必要 |
一次避難用バッグを用意するときは、最低でも1日分を用意します。
避難する際に持ち出すことを考え、それほど重くかさばらない量にしましょう。
二次避難用バッグ
二次避難用のバッグは、旅行用などの少し大きめのボストンバッグを用意すると良いでしょう。
備蓄食品や飲料として準備するものは、次のとおりです。
| 飲料水や食料品 | 3日分ほど |
|---|---|
| アルミ製保温シート | コンパクトサイズのもの |
| LEDランタン | コンパクトサイズのもの |
| ドライシャンプーやスキンケア用品 | コンパクトサイズなものを用意しておく |
| 生理用品 | 3日分ほど |
| 簡易トイレ | 女性はあると便利 |
| 給水袋 | 自分専用の水を確保するために必要 |
| 携帯カイロ | 防寒に必要 |
| トイレットペーパー | 3日分ほど |
| 紙皿や箸 | 3セットほど |
| 着替え | 2〜3回分ほどの着替え |
| 卓上コンロ | 温かい食べ物を食べられる |
| ラップやアルミホイル | お皿代わりに利用できる |
二次避難用バッグに準備する量は、3日分ほど用意しておきましょう。
災害が発生した後、しばらく経つと救援物資が届き始めます。
3日分ほど用意しておけば、あとは状況により揃えていくことが可能です。
もしも一人暮らしで被災した場合は?
万が一、一人暮らしで被災した場合は、慌てずに行動することが大切です。
ここでは主に、地震が発生したときの行動をご紹介します。
【家のなか】
クッションなどで頭を保護し、大きな家具から離れます。
丈夫な机の下やテーブルの下で揺れが収まるのを待ちましょう。
可能であれば、ドアを開けて避難経路を確保します。
また、避難する場合は、火の始末し、電気器具のコードをコンセントから抜いておきます。
【商業施設などのなか】
陳列棚や吊り棚からすぐに離れ、頭を保護しましょう。
すぐに出口に殺到するのではなく、施設の誘導係員の指示にしたがって避難します。
【エレベーターのなか】
揺れを感じたときはすべての階のボタンを押し、停止した階ですぐにエレベーターから降ります。
閉じ込められてしまったときは、備え付けのインターホンで通報し、救助を待ちましょう。
パニックにならないことが大切です。
【電車やバスに乗車中のとき】
つり革や手すりにしっかりとつかまり、揺れが収まるのを待ちます。
車掌や誘導員の指示に従い、落ち着いて避難します。
我先に避難しようと出口に人が殺到することも考えられるため、落ち着いて行動することが大切です。
一人暮らしだからこそ、普段から防災に関して高い意識を持つことが必要
一人暮らしの場合、自分の身は自分で守る意識が欠かせません。
万が一に備えて、防災グッズを準備したり家のなかに災害対策を施したりすることが大切です。
ほかにも災害に強い物件や、災害が起こりにくい場所の物件を探すことも対策の一つです。
細かな条件を設定できる賃貸スタイルであれば、条件に合う物件が見つかるでしょう。
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