賃貸物件の選び方!よくある失敗事例と項目別のチェックポイント

賃貸物件の選び方!よくある失敗事例と項目別のチェックポイント

賃貸物件を選ぶにあたり、何を基準に決めればいいか迷う方もいます。

特に子どもがいる場合は防犯性や生活音など、考慮しなければいけないポイントも多くあるため、賃貸物件選びは慎重に進めなければいけません。

そこで今回は、賃貸物件の選び方やチェックポイントをご紹介します。

賃貸物件を探している方はぜひ参考にしてください。

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賃貸物件の選び方でよくある失敗の事例

自分に合う賃貸物件を選ぶためには、失敗事例を知っておくことも大切です。

賃貸選びでよくある失敗として、以下のものがあります。

  • 駅近という条件だけで選ぶ
  • 部屋の設備の良さだけで選ぶ
  • 身の丈に合わない家賃の物件を選ぶ
  • 諸経費があることを忘れで選ぶ
  • 不動産会社に言われるがままに選ぶ
  • 内見をせずにすぐに物件を選ぶ

駅近や部屋の設備は物件選びをするうえで重要な要素ですが、これだけを重視すると失敗する可能性があります。

また、予算を超える家賃の物件や、諸経費を無視した物件選びも失敗につながるケースが多いため注意しなければいけません。

希望通りの賃貸物件が見つかる正しい選び方

希望通りの賃貸物件を選ぶには、まずは譲れない条件を整理すべきです。

賃貸物件を選ぶ際、家賃や間取りをはじめ、設備やエリアなどあらゆる条件を比較して選ぶのが一般的です。

しかし、実際のところ自分が理想とする条件をすべて満たす物件はほとんどありません。

そのため、どの項目の優先順位が高いのかを考え、譲れない条件を明確にしましょう。

特に、以下のポイントを押さえておくことが重要です。

  • 家賃や諸費用
  • 立地、駅との距離
  • 間取り
  • お部屋の設備
  • こだわり条件

条件にこだわりすぎると、なかなか賃貸物件を見つけられず引っ越しが先送りになることもあります。

まずは譲れない条件はもちろん、ある程度妥協できる条件も決めて賃貸物件を選ぶのがいいでしょう。

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【項目別】賃貸物件選びのチェックポイント

ここでは、賃貸物件を選ぶうえでチェックしたいポイントを項目別にまとめました。

一つずつ項目を確認してみましょう。

エリア

住居エリアを決めるポイントは、最寄り駅です。

例えば、乗り入れ路線が多い最寄り駅の場合は、電車で出かける際に便利です。

電車で通勤通学するなら、最寄り駅から会社や学校まで何分で行けるのか、快速や急行が止まるのか確認が大切です。

また、自宅から最寄り駅までの距離も確認しておきましょう。

通勤通学で毎日電車を利用するなら、自宅から近いほうが便利です。

ただし、駅から近い賃貸物件は家賃が高くなりがちなので注意しなければいけません。

周辺施設や環境

住む場所の周辺施設や環境もしっかり確認しておきましょう。

例えば、銀行や郵便局、病院など自宅から徒歩圏内に施設があるとなにかと安心です。

また、居住環境を考えるならコンビニやスーパーの充実度も確認しましょう。

自宅近くにコンビニやスーパーがあれば、気軽に買い物に行けます。

ただ便利な施設が自宅近くにあると、人通りや交通量が多くなることもあるでしょう。

特に小さな子どもがいる世帯は、この点は十分に考慮する必要があります。

ファミリー世帯が押さえておくべき周辺環境に関しての詳細は、以下の記事をご覧ください。

>>ファミリー世帯が押さえておくべき賃貸の周辺環境とは

部屋の間取り

賃貸物件は、部屋の間取りによって住みやすさも変わってきます。

特に子どもがいる世帯は、家族全員がゆったり過ごせる間取りかどうか確認が大切です。

また今ある荷物をすべて収納できるか、もしくは今以上に荷物が増えた場合に収納できるスペースは十分に確保できるかも確認しましょう。

ファミリー世帯が間取りを選ぶ際のポイントは、以下の記事をご覧ください。

>>賃貸で考える、ファミリー世帯の間取り選びとは!

物件の築年数

築年数は、新築もしくは築浅が良いのか、それとも古くても気にしないのかで選ぶべき物件が変わってきます。

新築や築浅の物件は、建物が新しく最新設備が整っていて暮らしやすい可能性が高い反面、家賃が高くなりがちです。

一方で、築年数が古い物件は劣化具合が気になりますが、築年数が古い物件は新築や築浅と比べて、家賃を安く抑えて借りられます。

また近年はリノベーション物件も増えているため、築年数が古くても最新設備を備えた物件も多いです。

物件・部屋の設備

物件や部屋の設備で確認すべき点は、駐車場や駐輪場の有無、インターネット環境です。

例えば車や自転車を保有しているなら、駐車場や駐輪場が建物の敷地内や近くにあるか確認したほうがいいでしょう。

特に通勤通学で車や自転車を使っているなら、毎日のことになるので近い場所に駐車場や駐輪場があったほうが便利です。

また、合わせて駐車場や駐輪場にかかる費用も確認しておきましょう。

さらに、インターネット環境も確認すべきポイントです。

賃貸物件のなかには、家賃にインターネット代が含まれている場合があります。

また、回線工事は自分で依頼しなければいけないのかも確認しておきましょう。

インターネット回線の詳細は、以下の記事で紹介しています。

>>賃貸のインターネット事情!回線の種類や速度が遅いときの対処法

子育て世帯に人気の設備に関しての詳細は、以下の記事をご覧ください。

>>【2020年最新版】子育て世帯に人気の賃貸設備ランキング!

部屋の階数

部屋の階数は、どの階数を選ぶかによって得られるメリットが異なります。

例えば、1階を選んだ場合は、家賃が安いことや出入りしやすいことが魅力です。

また下の階に住人がいないため、小さな子どもがいても生活音を気にする必要はありません。

ただ、防犯性が低く洗濯物が干しにくいデメリットがあります。

一方で、2階以上は日当たりや風通しが良いのが特徴です。

防犯性も高いため、子どもがいる世帯は安心でしょう。

ただし、家賃が高くなりがちで階段の上り下りも大変と感じることもあります。

また小さな子どもがいる場合は、生活音が迷惑にならないように下の階に気を遣わなければいけません。

家賃・諸費用

家賃や諸費用で確認すべきことは、収入とのバランスを考えることです。

家賃の目安は手取りの3割程度が良いといわれています。

例えば、手取りが25万円なら7.5万円程度が目安です。

また賃貸物件を借りるには敷金礼金や管理費、なかには町内会費の支払いがあるケースもあります。

家賃だけでなく、諸費用もどのくらいの費用がかかるのか確認しましょう。

賃貸の家賃交渉にまつわる詳細は、以下の記事をご覧ください。

>>賃貸の家賃交渉のコツ!入居前・入居後のタイミング別の交渉術

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賃貸選びで注目すべき!あると便利な設備

賃貸物件にはあると便利な設備があります。

必ず必要なわけではありませんが、有意義に過ごすためにも便利な設備について知っておきましょう。

宅配ボックス

宅配ボックスは、入居者がいない時間でも宅配物を受け取って保管できる設備です。

宅配ボックスがあれば、再配達の手間を省けることはもちろん、指定した時間までに帰宅しないといけない心配もありません。

モニター付きインターフォン

モニター付きインターフォンは、来客時にインターフォンごしに訪問者の顔を確認できる設備です。

防犯対策としても有効で、女性の一人暮らしや子どもがいる世帯には非常に便利な設備でしょう。

追い焚き機能

追い焚き機能とは、浴槽に溜まったお湯が冷めたときに沸かし直せる機能です。

家族がバラバラの時間にお風呂に入る時などに活躍してくれます。

浴室乾燥機

浴室乾燥機とは、その名のとおり浴室に備え付けられた乾燥機のことです。

入浴時に浴室内を暖められたり洗濯物を干せたり、さまざまな使い方があります。

24時間出せるゴミ捨て場

時間を気にせずいつでもゴミが出せるのが、24時間出せるゴミ捨て場です。

自分のタイミングでゴミを出せるため、多忙な人にとっては非常に便利です。

賃貸物件を選ぶ手順

賃貸物件を選ぶ手順

ここからは、賃貸物件を選ぶ際の手順を解説します。

①条件を整理する

まずは、以下の希望条件を整理しましょう。

  • 家賃や諸費用
  • 立地、駅との距離
  • 間取り
  • お部屋の設備
  • こだわり条件

抽象的だと条件がわかりにくいため、以下のように例を出して考えるとわかりやすくなります。

  • 家賃月6万円以下
  • 駅から徒歩5分以内
  • 1K
  • 2階以上
  • オートロック
  • バストイレ別 など

②譲れない条件を決める

条件の整理ができたら、譲れない条件を明確にしましょう。洗い出した条件に優先順位を付けて、妥協できる条件と譲れない条件で区別します。先ほどの例を参考に区別すると以下のとおりです。

妥協できる条件 譲れない条件
  • 駅徒から歩5分以内
  • 1K
  • オートロック
  • バストイレ別
  • 家賃月6万円以下
  • 2階以上

条件の優先順位は、人によってそれぞれ異なります。

自分にはどのような条件が必須なのかを考えながら区別しましょう。

③内見でお部屋を確認する

条件が揃った物件が見つかったら、実際に内見をしてお部屋の確認をしましょう。

内見で実際の物件を見ることで、「想像と違った」などのギャップを防げます。

内見をする際は、次項でご紹介する「賃貸物件の内見時に確認しておくべきこと」を参考にしてください。

賃貸物件の内見時に確認しておくべきこと

紹介してもらった物件で契約するかどうかは、最終的に現地に内見に行って判断します。

実際に内見することで、物件に住むイメージができます。

理想の物件かどうかを判断するためにも、内見時には以下のことをしっかりと確認しておくことをおすすめします。

日当たり お部屋への日の入り方や、日の入る時間はどうかをチェックする。コンパスがあると確認しやすい。
遮音性 壁や床の厚さをチェックする。隣や下からの音が聞こえそうかどうかも確認する。
コンセントの数と位置 家具の設置にも影響があるため確認しておく。
汚れや匂いの有無 水回りやお部屋全体で不快感はないかチェックする。
扉のガタつき具合 玄関の扉や窓がスムーズに開くかどうかをチェックする。
家具の搬入経路 十分な搬入経路があるかどうかを確認する。エレベーターの有無や階段の幅も併せて確認しておく。
収納スペース 十分な収納スペースが確保されているかどうかをチェックする。
窓の位置 部屋の中が外からどう見えるか確認する。特に女性は注意してチェックしておく。
傾き お部屋の傾き具合を確認する。

実際に物件を訪れることで、日当たりや遮音性、汚れや匂いの有無など、物件情報だけではわからなかったことが見えてきます。

気になる物件が複数あれば、すべて内見に行き、それぞれの良し悪しを自分の目でチェックしましょう。

なお、賃貸物件を内見する際に必要な持ち物や見るべきポイントの詳細は、以下の記事をご覧ください。

>>賃貸物件の内見完全ガイド!必要な持ち物と見るべきポイント

まとめ:賃貸物件を選ぶときはこだわりすぎないことも大切

自分が理想とする条件をすべて満たす物件に出会える機会はそう多くはありません。

効率よく賃貸物件を見つけるにはどうしても譲れない条件と妥協できる条件を決め、最適な物件を選ぶべきです。

また近年は、宅配ボックスや浴槽乾燥機など便利な設備が備わっている賃貸物件もあります。

賃貸を探す際には家賃や間取りだけを重視せず、あらゆる面から快適に暮らせるか確認する必要があるでしょう。

賃貸スタイルなら、こだわり条件で絞って物件検索ができます。気になる設備や条件がある方は、賃貸特集から物件を探してみてください。

住まいの紹介サービスチャットでのお問い合わせもおすすめです。

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