引っ越し準備で欠かせないダンボール。
結構な個数を使いますし、用意するにも「買うべき?」「どこかからもらって来るべき?」「そもそも何個必要?」と、慣れない作業に四苦八苦してしまいますよね。
ここではサイズの解説や、あわせて用意しておきたい道具、人数別の必要な個数の目安、梱包のコツ、調達方法などをご紹介します。
事前にしっかり把握しておけば、荷づくりの失敗をかなり減らせますよ!
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引っ越しに使う一般的なダンボールのサイズ
大きさも形もさまざまなダンボールですが、引っ越しに使うなら以下のS・M・Lサイズを使うと便利です。
S → 100サイズ
食器や書籍など、重いものを梱包するのに適しています。
M → 120サイズ
生活用品や小型家電を梱包するのに適しています。
L → 140サイズ
衣類や靴・バッグなどの軽いがかさばるものを梱包するのに適しています。
“100サイズ”の“100”とは箱の3辺の合計を指します。
例えば縦30cm×横40cm×奥行30cm=100サイズとなります。
身近なものでサイズ感をお伝えすると、3段カラーボックスの1段分が100サイズに近いので、参考にしてみてくださいね。
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引っ越しのダンボールと併せて用意したい道具
ダンボールのほかに以下の道具も用意しておきましょう。
テープ
ダンボールを閉じる必需品。
手軽に手に入り使い勝手のいい“紙テープ”、丈夫で手で切っても真っ直ぐ切れる“布テープ”、コストパフォーマンスに優れたポリプロピレン製の“OPPテープ”の3種類が引っ越しに適しています。
家電製品のコードの仮止め用に“養生テープ”を1本用意しておいても便利です。
緩衝材
新聞紙や気泡緩衝材(プチプチなど)は、割れものを梱包するとき必要となります。
タオルや衣服で代用することも可能です。
軍手
ダンボールや重い家電を運ぶ場面が多い引っ越しでは、滑り止めゴム付きのものが便利です。
油性ペン
ダンボールの中身や運び込み先を記入しておかないと、荷ほどきのとき大変。
目立ちやすい太めの黒と、重要事項を書き込む赤色の2本を用意すると便利です。
荷づくりの途中でなくなると大変不便です。
数は余裕をもって用意することをおすすめします。
特に複数人で荷づくりする際には、人数分+α用意しておくと安心。
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引っ越しに必要なダンボールの数の目安
ダンボールの必要個数は単身で10〜20個が目安とされていますが、家族人数×20個を用意しなければいけないわけでもありません。
目安は以下のとおりです。
1人の引っ越し → 10〜20個
2~3人の引っ越し → 30〜40個
4~5人の引っ越し → 50〜80個
調味料や掃除用品など、一家にひと揃えあればいいものは単身でも家族でもそれほど量は変わらないため、おのずとダンボール数もかからなくなります。
上手な梱包のポイント
荷づくりの準備ができたら次は梱包です。
考えなしに片っ端しから詰め込んでしまうと後悔する羽目になりかねません。
ダンボール1個あたりの重さは10〜15kgを基準に梱包しましょう。
また、上部と長短両側面には、中身・運搬場所・注意事項をしっかりと書き込みましょう。
食器や書籍など
食器や書籍など、小さくて重いものは小さなダンボールに。
100サイズには、単行本(ソフトカバー)なら40冊程度、新書・文庫本なら50冊程度入ります。
重さは大体12kgくらい。
食器を梱包する際は、食器同士がぶつからないようにしっかりと緩衝材を使いましょう。
ダンボールに詰める際は平積みすると割れやすくなります。
お皿などはできるだけ立てて詰めるようにしましょう。
“ワレモノ”の書き込みを忘れずに!
生活用品など
重さを考慮しながら120サイズを中心に大中小のダンボールを使い分けましょう。
調味料や洗剤などの液体はしっかりとフタをし、液漏れ防止のためビニール袋などにしっかりと包んだうえでダンボールに詰めましょう。
包丁やカッターナイフなどの刃物は二つ折りにしたダンボールに挟み、ガムテープでしっかり止め、刃先が出てこないよう細心の注意を払って。
小型家電は緩衝材に包んでから詰めます。
箱に入らないサイズなら無理に入れる必要はありません。
ただ、付属品やフタが取れないように留めておくことを忘れずに。
洋服など
ダンボールにぎゅうぎゅうに詰めてしまうとシワになってしまします。
140サイズなど、大きめの箱に無理なく詰めましょう。
引っ越し業者を利用する場合には“ハンガーボックス”と呼ばれるバー付きのダンボールを用意してくれる業者が多いようです。
事前に確認してみましょう。
また、荷づくりしたダンボールは運び入れる場所ごとにグループ化して置いておくと運搬の際に時短でき、迷子も起きにくくなります。
ダンボールの調達方法
最後にダンボールの調達方法は以下の方法があります。
引っ越し業者から調達
主要引っ越し業者は自社ダンボールを無料で提供してくれます。
サイズ展開は大小2種類、提供数は最大50個と設定している会社が多いようです。
また、服専用、靴専用など、繰り返し使える専用ボックスを取り扱っているところもあるので、契約時に確認しておきましょう。
市販品を購入
ホームセンターのほか、インターネット通販でまとめ買いすることもできます。
大きさのほか強度にも気をつけて購入しましょう。
その他
街の小売店ではダンボールを無料で譲ってくれるところがあります。
スーパー・家電量販店・ホームセンター・ドラッグストア・リカーショップなどです。
少量の引っ越し、ダンボールが少し足りなかった場合に便利です。
引っ越し業者を利用するなら自社ダンボールをもらうのがお財布にやさしく強度もしっかりしているのでおすすめです。
無料ダンボールを狙う場合は積みやすいようできるだけサイズの近いものを集めましょう。
まとめ
いかがでしたか?
引っ越しに使うなら100・120・140サイズを使うと便利なこと。
引っ越し業者を利用するなら自社ダンボールが無料で手に入ることがわかりましたね。
大切な荷物は安全に運びたいもの。
少し面倒でも丁寧に荷づくりして、無理のない引っ越しにしてくださいね!
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