8月の引っ越しは、夏休み期間に入るため子ども連れの引っ越しに条件が良く、ファミリー引っ越しで需要が多くなる傾向があります。
反面単身引っ越しは需要が少なく、費用が安く済む傾向にあります。
また8月の引っ越しは、“土用”や“お盆”などの縁起の良くない日が多いなどデメリットも。
このページでは、9月の繁忙期を控えた、8月の引っ越しを上手に乗り切るノウハウをお伝えします!
\一括見積もりで1番安い業者が見つかる/
8月の引っ越しの特徴
夏真っ盛りの8月は、単身とファミリーで引っ越し相場の傾向が異なる時期です。
また、「日どりの面で縁起の悪い日が多い」、「行政機関や業者さんの長期休業と引っ越し日が重なって不便」、「暑さへの対処が必要」など、8月の引っ越しならではの押さえておくべき点もあります。
詳しくメリット・デメリットを見ていきましょう。
メリット① 単身引っ越しは閑散期のためお得
閑散期にあたる8月の引っ越しのメリットは、なんといっても料金の安さ。
引っ越し費用は需要があるほど高く、ないほど低くなるため、この時期需要の少ない単身引っ越し費用はお安めです。
メリット② お盆や子どもの夏休みなど連休が取りやすい
8月には山の日やお盆、子どもにいたっては夏休みがあり、連続休暇を取りやすい時期です。
なにかと忙しい引っ越し準備ですから、お休みが多い時期にできれば楽ちんですね。
子どもの転校手続きも年度末の次にしやすい時期です。
メリット③ 引っ越し業者探しや物件探しをゆっくり進められる
希望の日時に引っ越し予約を取りにくい繁忙期に比べ、閑散期の8月は自分の希望どおりの日程が取りやすく、自分のペースで引っ越し準備を進めることができます。
物件探しの面でも、閑散期は借り手に有利。
借り手確保のため、賃料や敷金礼金を抑えたり、水回りなどの設備を新しくしたり、フリーレント物件が多く出回る時期です。
物件探しの面でも、閑散期はお得な時期ですね。
デメリット① 暑さ対策を万全に
なにもしなくても滝のように汗が流れる酷暑のなか引っ越すのは大仕事です。
暑さ対策は万全におこないましょう。
新・旧物件のエアコンの有無や、付け替え段取り、水分や氷の確保、引っ越し業者さんへの気遣いなどを忘れずおこないましょう。
引っ越し時のエアコンの取り付けに関しては、こちらの記事も便利です▼
デメリット② 業者さんの休業日や渋滞などお盆ならではの落とし穴に要注意
お盆は連休のため引っ越すにもってこいですが、気をつけないといけないのが付帯手続きをする際に、各社お盆休みに入っていないか確認すること。
エアコンの取り付けや、電気・水道・ガス等ライフラインの開通が遅れると、真夏は命の危険さえあります。
また、お世話になる不動産業者さんのお休みも、トラブルが起こったときのために確認しておきましょう。
地方⇄都市部の引っ越しは、帰省ラッシュに巻き込まれる可能性も視野に入れておきましょう!
デメリット③ “土用”・“お盆”の縁起に気をつけて
縁起を気にする・しないでメリットになるかデメリットになるか異なりますが、8月には引っ越しに向かない“土用”と“お盆”という日どりが存在します。
お盆は、昔から「亡くなったご先祖様をお迎えする期間」と考えられ、祝いごとは避けるべきとされています。縁起を重んじる家や地域では「お盆に引っ越しは不謹慎」と言われることも。
7月末から8月初旬は“夏土用”と呼ばれ、土の力が強くなる時期と言われています。この時期に土にまつわることがらをおこなうと縁起が悪いとされ、住む土地を変える引っ越しも、そのなかの一つと言われています。
8月の引っ越し相場
引っ越し料金は、“荷物の量”+“移動距離”+“タイミング(時期)”=引っ越し料金で算出られるため、一概にはいえませんが、参考相場としては以下のとおりです。単身・カップル・ファミリーでご紹介します。※2022年7月現在
単身
距離 | 荷物量 (軽トラ程度) |
荷物量 (2tトラック程度) |
---|---|---|
〜15km未満 (同一市区町村内程度) |
約34,000円 | 約42,000円 |
〜50km未満 (同一都道府県内程度) |
約36,000円 | 約39,000円 |
~200km未満 (同一地方程度) |
約43,000円 | 約46,000円 |
~500km未満 (近隣地方程度) |
約67,000円 | 約69,000円 |
初めての一人暮らしの場合、単身パックやプラン、学生さんの場合は学割パックなども便利です。
カップル
距離 | 荷物量 (2tトラック程度) |
荷物量 (3tトラック程度) |
---|---|---|
〜15km未満 (同一市区町村内程度) |
約52,000円 | 約62,000円 |
〜50km未満 (同一都道府県内程度) |
約54,000円 | 約68,000円 |
~200km未満 (同一地方程度) |
約73,000円 | 約101,000円 |
~500km未満 (近隣地方程度) |
約96,000円 | 約122,000円 |
一人暮らし同様、単身パックやプラン、その他にも2カ所で積み込みをおこなってもらえる立ち寄りプランなどが便利です。
ファミリー
距離 | 荷物量 (4tトラック程度) |
荷物量 (10tトラック程度) |
---|---|---|
〜15km未満 (同一市区町村内程度) |
約76,000円 | 約83,000円 |
〜50km未満 (同一都道府県内程度) |
約81,000円 | 約107,000円 |
~200km未満 (同一地方程度) |
約135,000円 | 約137,000円 |
~500km未満 (近隣地方程度) |
約164,000円 | 約177,000円 |
ファミリー層に人気の8月。単身やカップルに比べて、見積もり相場が上がる傾向にあります。

8月の引っ越し費用を安く抑えるポイント
8月に費用を抑えたいなら以下の方法を試してみましょう。
- 引っ越し日を8月前半や平日にする
- 土用や仏滅、赤口などの日取りを選ぶ
- フリー便などのお得なプランを利用する
- 引っ越しの予約を早めに取る
このほかにも、費用を抑える方法を知りたい方はこちらのページが便利です▼
- 関連記事
- 引っ越し料金をできるだけ安くする方法
8月の引っ越しは早めの一括見積もりが重要!
夏の予定は花火に夏祭り、帰省やお墓参りなど、引っ越しがなくても大忙し!引っ越し見積もり&予約は早めに取りかかりましょう。
忙しい方には引っ越し業者さんへの見積もりをいっぺんに取れる一括見積もりサイトがおすすめ!
一括見積もりならこちらのが便利▼
賃貸スタイル 引越し見積もり
まとめ
単身者なら閑散期、ファミリーならスケジュールの立てやすい8月の引っ越し。
しかし、縁起が悪かったり、酷暑にさらされたりと、引っ越しするには状況が厳しい面もあります。状況に負けず、8月ならではのメリットを利用して快適な引っ越しをを叶えてくださいね!
