神奈川県川崎市多摩区の賃貸物件情報（賃貸アパート・マンション）

川崎市多摩区について

多摩川沿いに広がる水と緑が豊かな丘の街。個性が光るスポット多数

川崎市多摩区は、川崎市の最北端に位置し、高津区や宮前区、麻生区や東京都世田谷区と隣接しています。北側は多摩川が流れ、南には多摩丘陵が広がる水と緑の豊かな街です。川崎市多摩区の人口は、約22万人。面積は20.39k㎡で、市内7区中3番目の広さとなっています。多摩区の気候は内陸性気候です。夏の暑さは厳しく、気温は31度ほどになることも少なくありません。一方、真冬の最低気温は約2度と厳しい寒さです。多摩区はもともと農村地帯でしたが、大規模な宅地開発が進むにつれ人口が急増し、1972年に川崎市が政令指定都市に移行した際に誕生した行政区です。約2万人の大学生が集う一方、岡本太郎美術館や藤子・F・不二雄ミュージアムなどの魅力的なスポットも豊富。多様な側面を持つ街です。

川崎市多摩区の賃貸物件探しのポイント

治安が良く自然豊かな住宅街。鉄道3線沿いが特に人気

自然豊かで魅力的なスポットが多い多摩区は、シングル・ファミリー問わず人気のエリア。特にJR南武線や京王相模原線、小田急小田原線沿いが通勤や通学に便利で賃貸物件が多く集まっています。小田急線とJRの2線が利用できる登戸駅周辺は治安が良く商店街が充実しているなど、ファミリー層に適したエリア。小田急小田原線の向ヶ丘遊園駅周辺も新宿まで約20分、スーパーや商店街も充実しているため、ファミリーや学生に人気です。生田駅周辺も大学のキャンパスがいくつかあり学生を中心に人気のエリアとなっています。多摩区の家賃相場は、ワンルームは4.58万円程度、1K・1DKは5.49万円程度、1LDK・2K・2DKは7.68万円程度、2LDK・3K・3LDKは8.76万円程度、3LDK・4K以上は10.59万円程度です。家賃相場は周辺環境により変動の可能性があるため、実際に現地へ足を運んで確認するのがおすすめです。

川崎市多摩区のおすすめエリア

登戸エリア

地域の中核である登戸駅はJR南武線と小田急小田原線の2線が乗り入れており、新宿まで約20分、渋谷までは約30分と都心部へのアクセスは良好。スーパーやドラッグストア、飲食店が立ち並ぶ駅前を離れると、緑が多く落ち着いた静かな雰囲気の住宅街が広がります。比較的物価が安く、家賃相場が低めなのも魅力です。藤子・F・不二雄ミュージアムや生田緑地、東生田緑地などのレジャースポットもあるなど、ファミリー層が好む要素が揃っています。

生田エリア

小田急小田原線の生田駅を中核とするエリアで、新宿までは約24分、渋谷へも約29分と交通アクセスの良さが魅力。明治大学や日本女子大学、専修大学のキャンパスがあり、坂道の多い学生街です。駅前はスーパーやコンビニ、飲食店などが立ち並ぶ商店街が充実しています。治安が良く閑静な住宅街には一人暮らしの学生や子育て中のファミリーが多く住んでいます。生田緑地や遊園地のよみうりランドなどのレジャースポットへのアクセスも良好です。

中野島エリア

中野島駅はJR南武線の各駅のみに停車しますが、新宿まで約29分、横浜まで約36分と東京・横浜へのアクセスに便利で、一駅先の登戸駅で小田急線、稲田堤駅で京王線に乗り換え可能。駅周辺はスーパーやコンビニ、ドラッグストア、商店街が充実し、生活用品のショッピングには困りません。駅から離れると治安が良く落ち着いた住宅街や田畑が広がり、学校や医療機関も多いため、子育て世帯に適した生活環境が整っています。

川崎市多摩区の交通情報

充実の鉄道・バス・道路網で通勤・通学に便利

多摩区はJR南武線・京王相模原線・小田急小田原線の3線が運行しています。JR南武線は立川と川崎の間、京王相模原線は調布と橋本の間、小田急小田原線は新宿と小田原の間を結ぶ路線です。多摩区から東京各地や神奈川各地へのアクセスが良好なため、通勤・通学路線として多くの区民が利用しています。主要ターミナル駅はJR南武線と小田急小田原線の2線が利用できる登戸駅で、このほか小田急の向ヶ丘遊園駅・生田駅なども多くの人々が利用します。坂道が多い多摩区内ではバス路線は区民の重要な足です。鉄道沿線から離れた地域を中心にバス路線が隈なく整備され、小田急バス・川崎交通局・神奈川中央交通・東急バスなどが運行しています。区内には複数の主要道路が縦断しています。北西から南東に伸びる神奈川県道・東京都道9号川崎府中線（府中街道）は川崎市と稲城市を結んでいます。東西に走る東京都道・神奈川県道3号世田谷町田線（津久井道）は三軒茶屋と町田市を結んでいます。神奈川県道13号横浜生田線（浄水場通り）は多摩区と横浜市西区を結んでいます。このため、東京都心部や神奈川各地をマイカーで移動するのに便利です。また、区内は市道が整備されています。鉄道3線が乗り入れ、複数のバス会社が区内各地を運行し、主要道路が縦断する多摩区は、交通アクセスに優れ、住みやすい地域です。

川崎市多摩区のおすすめスポット

お出かけに便利な商業施設や個性的なレジャースポットが多数

多摩区は鉄道沿線や幹線道路を中心に、オーケー生田店やライフ宿河原店、マルエツ登戸駅前店やウェルパーク川崎中野島店などの生活用品店が充実しています。また、登戸にあるいなだビレッジやアストラスタワー向ヶ丘遊園などの大型商業施設も点在し、お出かけやショッピングに便利です。区内にはさまざまな規模の医療機関が点在しています。聖マリアンナ医科大学が管理運営する川崎市立多摩病院、南生田の内科クリニックである土屋医院、登戸の内科・小児科・外科が専門の多摩ファミリークリニックなどがあります。多摩区には魅力的な公共施設も多数点在しています。多摩総合庁舎内にある川崎市立多摩図書館、日本各地の古民家を野外展示している川崎市立日本民家園、環境や歴史、文化に関する学習や情報発信の拠点である二ケ領せせらぎ館、川崎市出身の芸術家・岡本太郎氏の美術作品が鑑賞できる川崎市岡本太郎美術館などがあります。その他、散策や運動が楽しめる自然豊かな公園も多いです。生田緑地は都会にありながら緑豊かな自然を楽しめる市内最大の都市計画緑地。稲田多摩川公園は多摩川河川敷にコンクリートの広場が整備された開放的な公園です。ふじやま遺跡公園には縄文、弥生、古墳時代の竪穴式住居跡が保存されています。買い物が楽しめる商業施設が豊富で医療インフラが整備され、公共施設や公園などお出かけスポットも満載の多摩区は、市民の快適な生活を支える条件が揃った街です。