神奈川県横浜市保土ケ谷区の賃貸物件情報（賃貸アパート・マンション）

横浜市保土ケ谷区について

東海道の宿場町の面影が残り、交通の利便性が高い坂道の街

神奈川市保土ケ谷区は2022年5月現在、人口約21万人と横浜市で9番目に人口の多い地域です。横浜市の中央部に位置し、起伏に富んだ地形で坂道が多いのが特徴。面積は21.93k㎡で、18行政区の中では11番目の広さです。横浜から1駅と交通アクセスが良く、都会的な利便性も備える一方、古くからの商店街が栄えていたり多くの自然が残っていたりなど、住環境の整った住みやすい街といえます。江戸時代までは東海道の保土ケ谷宿として栄え、1927年に横浜市に編入されて保土ケ谷区が誕生しました。歴史に関係した史跡も各地に点在しています。気候は一年を通して温暖で、寒さが厳しい1月の平均気温は6度程度。最も気温が高くなる夏場はヒートアイランドより、蒸し暑い日が多いです。雨量は7月・8月の梅雨時季に多く、春先や秋にもまとまった量の雨が降ります。

横浜市保土ケ谷区の賃貸物件探しのポイント

横浜市中心部よりも手頃な家賃相場、JR・相鉄線の各駅周辺が人気

保土ケ谷区ではJR横須賀線、湘南新宿ライン、相模鉄道本線の3線が利用できます。横浜市中心部や東京都心部へのアクセスにも便利で、駅周辺を中心に賃貸物件が多くそろっています。JR保土ケ谷駅周辺は横浜中心部から電車で1駅という好アクセス。横浜中心部よりも家賃が抑えられるため、シングル・ファミリー問わず人気があります。相鉄上星川駅周辺は横浜駅まで約10分、東京都心部まで約40分から50分というアクセスの良さが魅力です。相鉄和田町駅周辺は横浜国立大学に近く、駅前に商店街があり手頃な家賃で学生に人気のエリアです。保土ケ谷区の家賃相場は、ワンルームが4.69万円、1K・1DKが5.88万円、1LDK・2K・2DKが8.12万円、2DK・3K・3DKが9.58万円、3DK・4K以上が13.42万円です。同じ区内でも駅からの距離、物件の種類など条件によって相場が異なります。物件探しの際は、実際に訪問して確かめておくと安心です。

横浜市保土ケ谷区のおすすめエリア

岡沢町・釜台町・鎌谷エリア

横浜国立大学や三ツ沢公園、常磐公園などが存在し、緑が多い地域です。常盤台から三ツ沢にかけての丘陵部に保土ケ谷中央病院や横浜国立大学などの大規模な施設が連なっています。農地が多く残っている北部には市街地調整地域や風致地区が広がり、東部は傾斜地や狭い道路沿いに家が建ち並んでいます。丘陵部にも住宅地が広がり、独立した生活圏が形成されています。

岩崎町・岩間町・星川エリア

県立保土ケ谷公園や斜面緑地など魅力的な自然環境に恵まれたエリアです。丘陵部には大正時代から昭和初期に形成された歴史ある住宅街が広がる一方、低地部から斜面にかけて集合住宅が多くみられます。天王町駅から保土ケ谷駅にかけての低地部はかつての保土ケ谷宿を起源として発展した歴史あるエリア。商店街や公共施設が多く便利な一方、交通量が多いため歩行者が移動しづらい側面もあります。帷子川沿いの低地部には、国道16号線に沿ってマンションや商店街、公共施設が点在しています。

新井町・上菅田町・上星川エリア

主に昭和30年代から40年代にかけて開発された住宅地です。相鉄上星川駅や西谷駅は通勤や通学での利用者が多く、駅周辺からバス路線も伸びています。国道16線沿いや丘に深く入り込む谷筋には古くからの住宅地が広がる一方、丘陵部には比較的新しい大規模な団地や住宅街が島状に形成されています。農業専用地区では農地や樹林が多いため緑地率が高いです。

横浜市保土ケ谷区の交通情報

横浜市中心部や首都圏への良好なアクセス。道路網も充実

保土ケ谷区では、東京と三浦半島の各都市を結ぶJR横須賀線、北関東と神奈川県各地を結ぶJR湘南新宿ライン、横浜市内と神奈川県中央部を結ぶ相鉄本線の3路線が運行しており、JR沿線に1駅、相鉄沿線に6駅の合計7駅があります。JR保土ケ谷駅は保土ケ谷区の玄関口で、JR横浜駅へ1駅でアクセスできるほか、JR品川駅までは約30分と乗り換えなしで行けるなど、東京都心部へのアクセスも良好です。東口・西口から伸びるバス路線も充実しています。相鉄上星川駅は横浜駅まで約11分の好アクセスで、周辺は緑も多くスーパーや商店街が充実しています。相鉄和田駅周辺には3つの商店街があり、横浜国立大学へのアクセスも良好です。丘陵地帯の多い保土ケ谷区ではバスも大事な区民の足です。区内は横浜市営バス、相鉄バス神奈川中央交通が運行しています。区内は多くの幹線道路が走っており、県内や関東・東海地域へのアクセスは良好。国道16号線や国道1号線のほか、東京から南下してくる第三京浜道路(国道466号線)は保土ケ谷ICが終点となっています。横浜新道(国道1号バイパス)沿いに常盤台IC、鎌岡IC、星川IC、藤塚IC、今井ICが点在しています。全域に道路網が充実している一方、傾斜地が多いため坂道や狭い道路が多いのが特徴です。保土ケ谷区は首都圏や横浜中心部への交通アクセスが良好で、通勤や通学などの利便性が高いエリアです。バス路線や幹線道路も充実しているため、車やバスでの移動もスムーズです。

横浜市保土ケ谷区のおすすめスポット

スーパーや大規模商業施設が充実、家族で楽しめる運動施設や公園も豊富

相鉄天王町駅から徒歩約1分のマルエツ 天王町店や、JR保土ケ谷駅直結のCIAL保土ケ谷内にある富士ガーデン 保土ケ谷店、相鉄天王町駅から近いスーパーマルセンなど、駅周辺を中心にスーパーやドラッグストアなどの生活用品店が充実しています。相鉄星川駅直結のダイゴプラザや、権太坂のBELL MARKET CROSS MARKET、家電量販店のノジマ権太坂店などの大型商業施設も点在しています。区内には、岩井町の聖隷横浜病院や釜台町のCHO 横浜保土ケ谷中央病院、狩場町の育生会横浜病院、桜ヶ丘町の佐伯医院など、大規模総合病院から地域密着型のクリニックまで多数の医療機関があり、急な病気や怪我にも対応できる医療インフラが整っています。区内には公共施設も点在します。横浜市保土ケ谷スポーツセンターは体育館やトレーニング室、ジョギングコース、スタジオ、テニスコートなどを備えた施設。地域づくりの拠点としてサークル活動やイベントなどに利用されている横浜市ほどがや地区センターや横浜市初音が丘地区センターもあります。神奈川県立保土ケ谷公園は敷地内のラグビー場や体育館、テニスコート、運動広場などのスポーツ施設が充実した総合運動公園。緑豊かな常盤公園では散策やスポーツが楽しめます。上星川あおぞら公園にはターザンロープや吊り橋など子どもたちが楽しめる遊具が多く設置されています。保土ケ谷区は交通の便がよく、商業施設も充実して治安も良いことから、シングル・ファミリー問わず人気のエリアです。横浜国立大学をはじめとする教育機関や医療機関、公共施設も点在し、農地や公園などの緑が多く、子育てしやすい環境が整っています。