1月に引っ越しを考えているなら、今が絶好のチャンスです。
通常の繁忙期である3月~4月に比べ、1月は引っ越し業者の空きが多く、費用を大きく抑えられる時期です。
とはいえ、どのように費用を安く抑えるかを知らないと、逆に高くなってしまうことも。
この記事では、1月の引っ越し費用の相場や、コストを削減するためのポイントを詳しくご紹介します。
お得に引っ越しを実現させるために、ぜひ参考にしてください。
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1月の引っ越しの特徴
メリット① 費用が安くなる閑散期
引っ越し業界では、3月~4月の新生活シーズンが繁忙期とされ、多くの業者が割高な料金を設定します。
一方、1月の年明け直後は需要が少ないため、業者が価格を抑えたり、割引キャンペーンを実施することが多く見られます。
このタイミングを活用することで、予算を抑えつつ質の高いサービスを受けられる可能性があります。
メリット② 予約の柔軟性が高い
閑散期である1月は引っ越し業者のスケジュールに余裕があるため、土日や時間指定といった人気のある条件でも予約が取りやすくなります。
また、引っ越し日時に融通が利きやすいため、自分のスケジュールに合わせやすいのもメリットです。
メリット③ 新しい環境での新年スタート
年末に荷物を整理し、1月に新居で生活を始めることで、心機一転したスタートを切ることができます。
特に年末から続くお正月休みを活用すれば、引っ越し後の荷解きや手続きもスムーズに進められます。
デメリット① 天候リスク(雪や凍結)
寒冷地では雪や道路の凍結が引っ越し作業に影響を与える場合があります。
トラックの移動が遅れる、荷物が濡れる、搬入が難航するなどの問題が発生する可能性があるため、天候への備えが必要です。
防水シートや毛布を準備し、荷物をしっかり保護することをお勧めします。
デメリット② 年末年始の影響
1月初旬は市役所や郵便局などの公共機関が休業していることが多く、転居届や住所変更などの手続きが遅れる可能性があります。
また、引っ越し当日に配送業者が対応できないこともあるため、スケジュールに余裕を持つ必要があります。
デメリット③ 寒さで作業が進みにくい
冬の寒さは、荷造りや荷解き、家具の設置作業を遅らせる要因になります。
特に冷え込みが厳しい日は手がかじかむなど、思うように作業が進まない場合があります。
また、エアコンや暖房器具が設置される前の部屋では作業が快適に行えないこともあるため、暖かい服装や防寒グッズの用意が必要です。
1月の引っ越し相場の目安
1月の引っ越し費用は、閑散期ということもあり、比較的リーズナブルに抑えられる傾向があります。ただし、以下の要因によって料金は変動します。
- 荷物の量(単身か家族か)
- 移動距離(同市内か他県か長距離か)
- オプションサービス(梱包や設置作業など)
以下は、単身・カップル・家族ごとの参考相場です。
単身
距離 | 荷物量 (軽トラ程度) |
荷物量 (2tトラック程度) |
---|---|---|
15km以内 (同一市区町村内程度) |
約27,000円 | 約29,000円 |
50km以内 (同一都道府県内程度) |
約30,000円 | 約33,000円 |
50~200km (県外同地方内程度) |
約38,000円 | 約42,000円 |
200~500km(県外遠方程度) | 約50,000円 | 約70,000円 |
初めての一人暮らしの場合、単身パックやプラン、学生さんの場合は学割パックなども便利です。
カップル
距離 | 荷物量 (2tトラック程度) |
荷物量 (3tトラック程度) |
---|---|---|
15km以内 (同一市区町村内程度) |
約57,000円 | 約70,000円 |
50km以内 (同一都道府県内程度) |
約57,000円 | 約76,000円 |
50~200km (県外同地方内程度) |
約95,000円 | 約117,000円 |
200~500km (県外遠方程度) |
約127,000円 | 約181,000円 |
一人暮らし同様、単身パックやプラン、その他にも2カ所で積み込みをおこなってもらえる立ち寄りプランなどが便利です。
家族
距離 | 荷物量 (4tトラック程度) |
荷物量 (10tトラック程度) |
---|---|---|
15km以内 (同一市区町村内程度) |
約74,000円 | 約83,000円 |
50km以内 (同一都道府県内程度) |
約102,000円 | 約141,000円 |
50~200km (県外同地方内程度) |
約124,000円 | 約142,000円 |
200~500km(県外遠方程度) | 約177,000円 | 約199,000円 |
1月の引っ越しは閑散期ですが、中旬を過ぎると引っ越し業者は徐々に忙しくなるため見積もり額が通常より高くなる傾向にあります。
料金をできるだけ安く抑えたい方はこちらのページも参考にしてみましょう▼
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1月の引っ越し費用を安く抑えるポイント
1月は引っ越し費用を抑える絶好のタイミングですが、さらに節約するための工夫を取り入れることが重要です。
以下の5つのポイントを実践することで、コストをさらに削減できます。
オフシーズンの特性を最大限活用
1月中旬から下旬にかけて、引っ越し業者の需要が徐々に増えてくるため、料金が安くなるとは限りません。
むしろ、特に月末に向けては引っ越し件数が増えるため、業者の料金が上がることも考えられます。
そのため、1月の早い時期に引っ越しを完了させる方が、よりお得に進められる可能性が高いでしょう。
フリー便を選ぶ
時間指定なしの「フリー便」を選ぶことで、業者が空いている時間帯を利用でき、料金を抑えられます。
特に時間にこだわらない場合には、スケジュールを業者に委ねることで効率的にコストを削減できます。
ただし、フリー便に対応していない業者もあるので、事前の確認が必要です。
見積もり比較で最安値を探す
引っ越し費用は業者によって大きく異なるため、一括見積もりサービスを活用して複数の業者から見積もりを取ることが重要です。
同じ条件であっても、地域やサービス内容に応じて料金が変動するため、複数の選択肢を比較検討し、値引き交渉を行うとさらに安くなる場合があります。
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不用品の整理で荷物を軽減
荷物の量を減らすことで、引っ越し費用を抑えることができます。
大きな家具や家電、長年使っていないアイテムなどは、リサイクルショップやフリマアプリを活用して売却したり、地域の粗大ごみ回収を利用したりしましょう。
不用品の処分で引っ越し費用を補填できるだけでなく、作業の手間も減らせます。
自力で梱包・開梱を行う
業者に梱包作業を依頼すると追加料金が発生します。これを避けるため、自分で梱包を行うと費用を節約できます。
スーパーやドラッグストアで無料の段ボールをもらったり、100円ショップで緩衝材やテープを購入したりすることで、安価に必要な資材を揃えられます。
特に壊れやすい物や大切な品は、念入りに梱包することで破損リスクも軽減できます。
1月の引っ越しの縁起
1月の引っ越しには、縁起を担ぐ意味も込められています。
新しい年の始まりに合わせて引っ越しをすることで、ポジティブなスタートを切ることができます。
以下のような縁起を担ぎたい方におすすめです。
1. 新年のスタートと運気の向上
1月は心機一転、運気を上げるための新しいスタートに最適な時期とされています。
新しい生活を1月から始めることで、良い運気を引き寄せると言われています。
2. 「大安」や「一粒万倍日」を選ぶとさらに縁起が良い
引っ越し日を選ぶ際には、縁起の良い日を選ぶこともあります。
「大安」や「一粒万倍日」などは、物事を始めるのに最適な日とされています。
3. 初夢を新しい家で迎える
元日から2日にかけてみる「初夢」がその年の運勢に影響を与えると信じられています。
新しい環境での初夢を楽しみにすることで、良い運気を引き寄せることができるかもしれません。
まとめ
1月の引っ越しは、業者の繁忙期を避けて費用を抑える絶好のタイミングではありますが、特に中旬以降は引っ越し業者の需要が増え始め、料金が上がる可能性があることに注意が必要です。
そのため、早めに引っ越しを完了させる方が、よりお得に進められるでしょう。
引っ越し費用を安く抑えるためには、以下のポイントを押さえておくことが重要です。
- 1月初旬や平日など、業者の空いている日程を選ぶこと。
- 複数の業者から見積もりを取得し、料金を比較する。
- 不用品の整理を進めて、荷物を減らし、トラックのサイズや作業人数を減らす。
- 梱包作業を自分で行い、追加費用を抑える。
これらの工夫をすることで、1月の引っ越しをお得に、効率よく進めることができます。
自分のスケジュールや必要なサービスに応じた計画を立て、新しい住まいでの生活を快適にスタートさせましょう。