賃貸の内見ができない理由はさまざまです。
物件の状況によって内見できないケースもあれば、「遠方に住んでいる」「仕事が忙しい」など個々の事情によって内見が難しいことも考えられます。
先行申込や先行契約をすると内見なしでも契約できますが、イメージとのギャップが生じて入居を後悔する可能性は否定できません。
内見なしでも納得のいく物件を契約できるように、物件探しのポイントを理解しておきましょう。
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賃貸の内見ができないときとは
賃貸の内見ができない理由として、以下の4つが考えられます。
居住中
人気物件は空室の期間が短いことから、内見できないケースが多いです。
管理会社や大家さんは入居者がいない状態をなるべく避けようとするため、退去予定の住人が居住中の段階で入居者募集を始めるのが一般的です。
退去日を迎えるまでに次の入居者が決まり、内見できないまま募集終了となることは珍しくありません。
居住中の物件は内見できないのが基本ですが、管理会社や不動産会社によっては、住人に内見の打診をしてくれることがあります。
入居者の厚意で内見を許可してもらえた際は、「大声で話す」「室内の物を勝手に触る」などの行為を避け、失礼にならないふるまいを心がけましょう。
物件が未完成またはリフォーム中
新築工事中やリフォーム中で部屋が完成していない物件は、内見できないことが多いです。
特に新築物件は新築であることを売りにしており、あえて見学者を入室させないケースもあります。
新築物件やリフォーム済みの物件は、部屋の完成後にサイト上の写真が充実した途端、入居申し込みが殺到することがほとんどです。
新築物件やリフォーム済みの物件を希望する場合は、工事中の段階から問い合わせておくのがいいでしょう。
遠方に引っ越しを考えている
現在の住まいから遠く離れた場所に引っ越す場合は、スケジュールの都合で内見できないことがあります。
あるいは、子育て中で内見に行くのが難しい方もいるでしょう。
さまざまな事情で内見できない場合は、後述するオンライン内見などを活用するのがおすすめです。
内見する時間がない
内見を希望していても、「引っ越し日がすぐに迫っている」「仕事が忙しい」などの事情があり、内見する時間が作れない方もいるでしょう。
たとえば、急な部署異動や転勤を命じられ、引っ越し先の下見をする余裕がないケースなどが考えられます。
引っ越しする際は、物件探しに加えて荷物の梱包などの作業も発生します。
引っ越し前に時間を確保できず、内見しないまま物件を決めるケースは少なくありません。
賃貸を内見せずに契約する方法
内見をスキップして賃貸を契約する方法には、先行申込と先行契約の2つがあります。
先行申込
先行申込とは、内見の前に入居の申し込みと入居審査を完了させる方法です。
前の住人が退去するまでの期間や物件の工事中に手続きが進み、スムーズに契約できるのがメリットです。
入居審査は先着順におこなわれるため、他の入居希望者に先を越されるリスクも抑えられます。
なお、先行申込をすると、内見が可能となったタイミングで優先的に内見を案内してもらえます。
内見の際に気に入らない点があれば、その時点で申し込みのキャンセルが可能です。
先行契約
先行申込が内見と申し込み・審査の順番を入れ替える方法であるのに対し、先行契約は内見せずに契約を完了させる方法です。
先行申込よりも早く契約できますが、申し込み後のキャンセルは認められません。
キャンセルには違約金がかかるケースが多いため、契約するかどうかを慎重に検討することが大切です。
先行申込と先行契約に関して詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
>>賃貸の先行申込とは?先行契約との違いは?メリット・注意点もご紹介
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内見なしでも失敗しない賃貸選びのポイント
賃貸の内見を希望していても、諸事情によって内見ができない方はいるでしょう。
内見なしでも理想の物件を選ぶためには、以下のポイントをおさえておくことが重要です。
同じ建物の別の部屋や、似た間取りの部屋を内見する
居住中や工事中などで内見できない場合は、同じ建物の別の部屋を見せてもらうのがおすすめです。
設備や防音性、雰囲気などをチェックできるため、イメージと実物のギャップを抑えられます。
似た間取りの部屋を内見すれば、家具の配置などもイメージしやすくなるでしょう。
希望の部屋を内見する代わりに、同じ建物の別の部屋や似た間取りの部屋を見て情報を取得することが大切です。
賃貸の周辺環境を確認する
室内の内見ができなくても、物件の周辺環境は自分でチェックできます。
コンビニの有無や夜道の明るさ、最寄り駅から物件までの距離などを調べて、利便性を確認しておきましょう。
事前に周辺環境を見ておくことで、実際に住んでからの生活を想像しやすくなります。
写真を多く用意してもらう
内見ができない場合は、間取り図や写真を見て入居するかどうかを判断する必要があります。
より多くの情報を得るためには、写真を多く用意してもらえるように不動産会社にお願いし、判断材料を増やすのが賢明です。
不動産会社によっては、過去のデータを探してくれる可能性があります。
判断材料として写真が少ないと感じた際は、積極的に交渉してみましょう。
オンライン内見をする
現地に行くのが難しい場合は、ビデオ通話機能を使ったオンライン内見を活用するのがおすすめです。
オンライン内見とは、不動産会社の担当者とビデオ通話をつなぎ、画面を通して室内の様子を見せてもらう方法です。
インターネットに接続できる環境であれば、どこにいても利用できます。
担当者と会話しながら室内を見られるため、実際に現地を訪れているような感覚で内見ができるでしょう。
引っ越し先から遠方に住んでいる方や、内見の時間が取れない方は、オンライン内見の利用を検討してみてください。
賃貸スタイルでは、オンライン内見が可能な賃貸の中から物件を探せます。
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まとめ:内見なしの賃貸契約はポイントをおさえて納得のいく部屋選びにしよう
賃貸の内見ができない理由として、「前の住人が居住中である」「物件が完成していない」などが挙げられます。
または、遠方に住んでいる方や仕事などで忙しい方も内見するのが難しいでしょう。
先行申込や先行契約であれば、内見せずに賃貸を契約できます。
ただし内見なしで契約する場合は、イメージと実物に差が生まれる可能性があります。
内見なしでも納得のいく部屋を契約するためには、同じ建物の別の部屋を内見したり、オンライン内見を利用したりするなどの工夫を取り入れましょう。
賃貸スタイルでは、オンライン内見できる物件を一覧から検索できます。
内見なしで賃貸を契約する際は、ぜひ賃貸スタイルを活用してみてください。
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