北海道函館市の賃貸物件情報（賃貸アパート・マンション）

函館市について

国内外から人気の観光都市。北海道内では比較的暖かなエリア

函館市は北海道南部、渡島半島の南東部に位置する人口約24万4,000人の中核都市です。三方を太平洋と津軽海峡に囲まれ、北海道と本州を結ぶ港湾として発展してきました。さらに函館空港や隣接市に開通した北海道新幹線により、陸・海・空の重要な交通拠点でもあります。 函館市の面積は677.87k㎡あり、北海道の市のなかでは11番目の広さです。観光地としても人気があり、市の南西部にある函館山から望む夜景は世界三大夜景の一つとして知られています。気候は海洋性気候に属し、北海道内では比較的降雪量が少なく温暖な地域です。

函館市の賃貸物件探しのポイント

五稜郭駅周辺には店舗が豊富。生活利便性が高いエリア

JR函館本線五稜郭駅は函館本線と道南いさりび鉄道線が乗り入れ、周辺に賃貸物件が多い駅です。飲食店や商業施設が複数立地し、市立函館病院も近いため生活利便性が高いといえます。五稜郭公園や五稜郭タワーなどの観光スポットにもアクセスしやすく、鉄道とほぼ並行して国道5号線が走っているため車による移動にも便利です。 函館市電中央病院前駅周辺は子育て世帯におすすめのエリアです。函館私立中島小学校や遺愛女子中学校・高等学校などの教育施設が複数あり、市民プールや球場を備える千代台公園が徒歩約10分の位置にあります。 函館市の家賃相場はワンルームが3.1万円程度、1K・1DKが3.53万円程度、1LDK・2K・2DKが5.23万円程度、2LDK・3K・3LDKが5.74万円程度、3LDK・4K以上が7.12万円程度となっています。あくまでも目安のため、物件を選ぶ際は実際に足を運んで相場感をつかんでおくと安心です。

函館市のおすすめエリア

函館駅前・大門エリア

函館駅前・大門エリアは再開発が進められている地域です。閉店した百貨店跡地を利用し、マンション・ホテル・商業エリアが含まれる複合施設の建設などが予定されています。2019年には新しい商業施設HAKOVIVA(ハコビバ)が、JR函館駅前にオープン。また、古くからの繁華街として知られる大門地区には、大門横丁があり多くの飲食店が軒を連ねています。このエリアにはJR函館本線・道南いさりび鉄道・函館市電の3路線が集積しており、各方面にアクセスしやすいといえます。

元町・函館山エリア

100万ドルの夜景が楽しめる函館山の麓には、教会や洋館など異国情緒あふれる街並みが広がります。元町・函館山エリアはベイエリアとも呼ばれており、観光地としても人気です。鉄道は函館市電が利用でき、観光客が多いこともあって飲食店が点在しています。加えて、緑の島や元町公園などのんびり過ごせる公園もあります。また、金森赤レンガ倉庫はショッピングモールとして利用されており、雑貨店や飲食店などを楽しめるスポットとして人気です。

五稜郭エリア

五稜郭エリアは、江戸時代末期に築城された西洋式城郭五稜郭があるエリアです。五稜郭公園や五稜郭タワーなど観光スポットとしても有名ですが、オフィスや飲食店などが集まる繁華街でもあります。函館市電の五稜郭公園前駅が最寄り駅で、周辺には美術館・芸術ホール・警察署などの公共施設、総合病院、教育施設が立地しています。スーパーや商業施設も多いため、利便性が高いエリアといえるでしょう。

函館市の交通情報

路線バスが充実し道路網も発達。車利用で利便性が高まる

函館市内には、JR北海道函館本線・道南いさりび鉄道・函館市電の3路線が運行しています。主な駅として函館駅・五稜郭駅・函館駅前駅などが挙げられます。JR函館本線は札幌・新函館北斗方面の列車を運行中。函館市電は函館駅を中心にベイエリア方面と五稜郭・湯の川温泉方面を結ぶため、市民の足として利用されている交通機関です。 路線バスは函館バスが市内を運行しています。函館山ロープウェイや五稜郭タワーなどの観光スポットには、JR函館駅からシャトルバスが発着しています。また、函館空港や北海道新幹線の新函館北斗駅へは、北海道観光バスや函館帝産バスによる直行バスも利用可能です。その他、函館市と青森市を結ぶ交通機関として、フェリー乗り場が函館港内に2箇所あります。どちらも24時間体制で1日8便運航中です。 函館市を走る国道は国道5号線・国道227号線・国道228号線・国道278号線・国道279号線(海上国道)の5本です。高速道路には函館新道・函館江差自動車道・函館新外環状道路があり、函館ICはジャンクション機能を兼ねています。 市内の移動は、路線バスもしくは函館市電が主な交通手段となるでしょう。市街地を囲むような道路網となっているため、マイカーでの移動がスムーズです。

函館市のおすすめスポット

有名観光スポットが豊富！医療機関も充実で安心して暮らせる

食料品や日用品の買い物にはスーパーアークス 大縄店、スーパー魚長 本通店、マックスバリュ若松店、イオン湯川店、業務スーパー 本通店が利用できます。業務スーパー 本通店以外は21時から22時までの営業です。 休日のショッピングに利用できる大型商業施設も充実しています。キラリス函館は函館駅前にあるショッピングモールで、キッズプラザも併設されたビルです。ベイエリアにある金森赤レンガ倉庫は観光スポットとしても人気があるショッピングモール。土産店やビアホールなども楽しめます。その他にもポールスターショッピングセンター、フレスポ 函館戸倉、シエスタ ハコダテ、函館昭和タウンプラザなどがあります。 函館市は総合病院が充実しており、市立函館病院、函館中央病院、函館協会病院、函館五稜郭病院があります。五稜郭駅近くの市立函館病院は、救命救急や災害拠点などに指定されている中核病院で平日15時までの受診が可能です。函館中央病院は道南唯一のNICU(新生児特定集中治療室)を備えた病院です。平日は16時まで、土曜日は午前中のみ受診できます。函館協会病院は診療科によって診察時間が異なり、第2・第4土曜日は全科休診です。函館五稜郭病院は月曜日から土曜日の午前中のみの診察となっています。 主な公共施設は函館市中央図書館、函館市千歳図書室、市立函館博物館、北海道立函館美術館などです。その他、函館市北方民族資料館はアイヌの歴史を学べる資料館で、日本銀行函館支店として営業していた建物も同時に楽しめます。函館市北洋資料館では北海道の漁業に関する資料を展示しています。函館市地域交流まちづくりセンターでは移住や市民活動のサポートをおこなっていますが、東北以北最古の手動式エレベーターを体験できます。また、キラリス函館内にあるはこだてみらい館は、工学と科学技術に関する展示物や遊具があり、家族で楽しめるスポットです。 自然が豊かな点も函館市の特徴です。函館市 市民の森、函館公園、元町公園、特別史跡五稜郭跡などの大型公園が複数あります。その他五稜郭公園や函館市内を一望できる五稜郭タワー、石川啄木の墓、眺望が素晴らしい立待岬、温泉に入るサルを観察できる函館市熱帯植物園、新鮮な魚介類や干物を販売し、飲食も楽しめる函館朝市など観光スポットも満載です。 北海道のなかでは比較的温暖で過ごしやすく、交通アクセスや生活の利便性が高い函館市は住みやすい環境が整った魅力ある街です。